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手軽に楽しめるコミカルなシミュレーションゲーム
WorldMaster Version 1.00
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手元に配られたコインをいかにうまく活用するか――そこにすべてがかかっている。特にコインの配布がランダムなので、ひとつ間違えると即座に取り返しのつかない事態となり、敗北が濃厚になる。
運よく「だいまどうし」や「じゅうそうへい」といった、最強ユニットを召喚するコインが連続して手に入れば別だが、そうでない場合、魔法用コインとユニットの的確な運用を行わないと、勝利は厳しい。ここが、カードゲームの要素を含みながらもシミュレーションゲームとして成立している点で、このゲームをおもしろくしている理由だ。 ただし、ルールが簡素化されるのと同様、ユニットも簡素化されているため、ユニットの特性があまり出てこないところが惜しまれる。また、滅びた敵の城を再利用することができないので、最終局面がだいたい端と端の勢力で争う形になってしまう。ここが改良されることがあれば、よりバリエーションのあるプレイを楽しむことができるようになるだろう。
(芹澤 亮)
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ソフト作者からひとこと
「リアルタイムで進行するシミュレーションを作ってみたい」と思ったのが開発のきっかけでした。その背景には、某S社のリアルタイムシミュレーションゲームがあります。また、どれだけ操作やルールを簡略化できるか、ということにも焦点を絞って作りました。 一応、作者としては、「気楽に遊んで、気楽にやめる」という遊び方をお勧めします。カードゲームの潔さを意識したために、プレイヤーが簡単に負けることもあるようにバランスをとりました。ですから、絶対に勝てると思ってセーブやロードを繰り返すよりも、やり直してスカッと遊ぶ方が正しいかもしれません。 それから、マシンパワーには気をつかったつもりなので、なんとかWindows 95が動いている486マシンでも、まともに遊べると思います。 今後のバージョンアップの具体的な予定はありませんが、感想をもらえたら、次回作の参考にしたいと思っています。 (島崎 浩史(Dohm))
※ この記事は、98年9月10日に公開されました。
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