テーマが流体なので、宇宙船の操船感覚はかなり独特。慣れるまでは思い通りに動かすことができない。真空中のロケット噴射による移動ではなく、水中で機体から燃料の液体を噴射することによる移動であることがポイント。周囲の地形によっては、噴出された燃料によって巻き起された渦が機体を思いがけぬ方向から押してきたりもする。失敗してやり直しとなった場合も渦の状態などはそのまま引き継がれるため、不利な状況からの再開となることも多い。常に変化し続ける渦の状態を見極めて対応しよう。

ただ、搭載されたグラフィックボードにより動かないマシンも少なくないと思われる。やむを得ないものの──より多くの方に楽しんでほしいという意味で──その点だけは残念だ。