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ダーウィンの箱庭 〜みずうみクリエイチャー〜

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ダーウィンの箱庭 〜みずうみクリエイチャー〜
湖の生態系を創り上げて環境への理解を深める、楽しいシミュレーションゲーム
Windows Vista/XP  フリーソフト
ダーウィンの箱庭 〜みずうみクリエイチャー〜
  • ゲーム画面。湖の環境を整え、生き物を放流してオリジナルの生態系を創り上げる

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • パレットを使い、オリジナルの生き物をデザインして放流できる
  • 湖の状態を常にチェックして、生態系のバランスを整えよう

  • 環境をテーマにしたシリアスゲーム。地形を構築して水草などを植え、生き物を創り出して放流し、オリジナルの生態系を創り上げて安定させることが目的。

    湖の生態系を創り上げて、環境や外来種の問題の理解を深める

    「ダーウィンの箱庭 〜みずうみクリエイチャー〜」は、プレイヤー自らの手でオリジナルの湖を創り上げ、湖の生態系や外来種問題の理解を深めてゆくシリアスゲーム。湖底の地形を構築したり、一筆書きでオリジナルの生物をデザインして、放流したりすることも可能。作成したオリジナルの生物は図鑑に登録され、他のプレイヤーとデータのやり取りをすることもできる。

    操作はマウスで行う。ゲームフィールド内の視点移動は、マウスで画面そのものをドラッグするか、画面右上に表示された「Current Position」内の赤い矩形を動かして行う。湖内の目的の場所が表示されたら、マウスカーソルを画面左上に移動させて「ツールパレット」を表示させ、ツールパレットからツールを選んで、作業を行う──これがプレイヤーの操作の基本となる。

    現在の状況を確認したいときは、カーソルを画面最下部に持っていくことで、パラメータパレットが表示される。表示されるステータス(パラメータ)は「Life Sources」「Num Creatures」「Darwin Points」の3種類。画面右端の「Open Menu」ボタンをクリックして、湖全体の状態を詳細に表示させることも可能だ。

    まずは湖底の地形を整えて植物を植え、生き物の棲める環境を作ろう

    ゲームは「Nature Stage」「Creature Stage」「Event Stage」の3ステージ構成。湖内の環境を整備して、「Life Sources」を100/100に到達させると、次のステージに進むことができる。最初の「Nature Stage」では、湖底の地形を変えたり、植物を植えたりすることで、魚などの動物が生息できるような環境を作り出してゆく。地形を変えるには、ツールパレットから地形ツールを選択して、湖底をクリック&ドラッグすればよい。地形に起伏を作ることは、大きな魚に対する待避所や休息所を小さな魚に与える重要な作業だ。

    地形が整ったら、次に植物を植えてゆく。植物は、草食生物の食料となるのはもちろん、湖の中に酸素を供給してくれる最重要な存在。ツールパレットから植物ツールを選ぶと、画面上部に植物のリストが表示される。生やしたい植物をリストから選び、植えたい場所で地面をクリック(またはドラッグ)すれば、生やすことができる。植物の植えすぎはプランクトンの過剰増殖の原因ともなるが、これはあとで調整することが可能。植物を生やすには「Darwin Points」が必要。「Darwin Points」は、湖の生態系を豊かにすることで、湖周辺の住民からもらえる人気度のポイントだ。

    3種類の食性を持つ生き物を創造し、生態系が安定するよう、バランスよく放流しよう

    湖底の環境が整うと、次の「Creature Stage」に移行する。「Creature Stage」では、湖に棲む生き物を制作・放流して、バランスの取れた生態系を作り上げることが目的。放流できる生き物は「プランクトン食」「草食」「肉食」の3種類。それぞれの種類の生き物を最低2種類ずつ放流して、湖の生態系を安定させなくてはならない。放流は、生き物ツールを選択して行う。

    ツールを選択すると、パレットが表示される。パレットにマウスの一筆書きで線を描くことで、生き物の形をデザインできるようになっている。形を作ったら頭部を選択し、頭のパーツとヒレの位置・パーツを指定して、色をつければ、オリジナルの生き物が完成する。

    作成された生き物の特性は、形状と使用したパーツとによって自動的に決定される。食性や泳ぐ速度、棲む場所の好みなども形状・パーツで変わってくる。気に入ったデザインができたら、数を設定して放流する。放流された生き物は、図鑑に登録される。図鑑にはあらかじめ、各タイプの生き物が1種類ずつ用意されており、用意された生き物を放流することも可能だ。

    「Creature Stage」で「Life Sources」が100/100になると、「Event Stage」が発生する。「Event Stage」では、「網を設置して捕獲する」などの対策を講じて、人の手で湖に放たれた外来種の繁殖を防がなくてはいけない。

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    reviewer's EYE reviewer's EYE
    オリジナルの生き物が多数生息する、美しい湖を簡単な操作で創り出せる、ユニークなシミュレーションゲーム。プレイヤーの思い通りに湖底の地形を形成したり、植物を生やしたりでき、BGMとも相まって一種の環境ゲーム的な美しい画面を構築できる。

    一筆書きでオリジナルの生き物を次々と創り出せるのは楽しい。マウスによる一筆書きの操作はちょっとクセがあり、なかなか思い通りにならないが、かえって思いもかけない、独特な形状の生き物を創造できる。創り上げた生き物は図鑑に登録され、図鑑ファイルをやり取りすることで、ほかの人が作った生き物を読み込むことができる。他のプレイヤーとのやり取りで、多彩な生き物を湖の中に生息させることができるのがうれしい。

    湖の生態系を安定させるには、3種類の生き物をバランスよく生息させることが重要。草食の生き物ばかり増えると植物が食べ尽くされてしまい、湖の中の酸素濃度が低下してしまう。といって肉食の生き物を多くしすぎると、他の生き物の数が減ってしまい、バランスが崩れてしまう。草食の生き物が少ないと、植物が多くなりすぎ、プランクトンが大量発生して湖の透明度が落ちてしまう。プランクトンを増やしすぎないためには、プランクトン食の生き物の数を増やす必要がある。常に湖の状態を観察しながら、生き物の数のバランスを取り、湖の環境が安定するよう調整する必要がある。

    (秋山 俊)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフトを開発しようと思った動機、背景
    このゲームは福岡市、九州大学、福岡のゲームデベロッパーコミュニティ「GFF」の産学官連携でのシリアスゲームプロジェクトの一環として、環境問題──特に生態系、外来種問題──を題材に制作されました。メディアアート作品「Darwin's Lake」で開発された技術で動くリアルな振る舞いの生き物たちを観察したり、自ら自由に創り出した愛着ある生き物たちを外来種から守っていったりすることを通して、ゲームを楽しみながら実際の自然環境や外来種問題について考えるきっかけになってもらえたらと考えています。

    開発中に苦労した点
    このゲームを作るに当たって最も注意した点は、このゲームが単なるシミュレーションゲームに落ち着いてしまうことです。多くのシミュレーションゲームは「ゲーム」であるために多くのチューニングが施されていますが、本作品ではそうしたチューニングなしに生態系を生き物の動き一つひとつのプリミティブな動作の集合によって科学的に計算するということを重視しています。そのため、皮肉ですが、ゲームとしてどうまとめるか、クリア条件をどのように設定するかということには非常に苦労しました。

    ユーザにお勧めする使い方
    自分だけの湖を作ってゆったり眺めるもよし。生態系の複雑さや美しさというものを教育するツールとしてもよいでしょう。また、自分たちの作った生き物たちを他の環境に持ち込んだ、トレードゲーム的な楽しみも考えられます。このゲームではプレイヤーが環境そのものを創り出していくため、遊び方はプレイヤー次第で無限に広がります。ぜひ、開発者すらも思いつかなかったような遊び方を発見して、ご自由にお楽しみください。

    今後のバージョンアップ予定
    さまざまな生き物を創り出すため自由度を上げていきたいと考えています。例えば、上級者向けにパーツの作成を行うツールや、水中生物以外の生き物も創り出していける環境を視野に入れています。また、生き物の進化の過程も取り入れていけたらなと考えています。

    (九州大学 SGP)

    ● ダーウィンの箱庭 〜みずうみクリエイチャー〜 Ver.1.04
  • 作 者 : 九州大学 SGP さん
  • 対応OS : Windows Vista/XP
  • 種 別 : フリーソフト
  • 作者のホームページ : http://macma-lab.heteml.jp/sgp_official_website/main/


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