「ツイッターリーダー TwiYom」は、簡単な操作で複数ユーザのツイートを一括チェックできるTwitterクライアント。フォローしたいユーザのアカウント（ユーザ名）またはURLを登録することで、ツイートが自動取得され、ユーザごとにタイムラインに沿って（新着順に）表示してくれる。「ツイートする気がなく、もっぱら情報をチェックしたい」という人が対象で、ライト機能は備えていない。利用するために、Twitterのアカウントやログインなどは不要だ。

利用するには、フォローしたいユーザのTwitterアカウントをリストに登録するだけでよい。起動のたびに最新のツイートが読み込まれ、対象ユーザごとに並べて表示される。リストへの登録は、対象ユーザのアカウントまたはURLの入力（コピー＆ペースト対応）か、Webブラウザから「ツイッターリーダー TwiYom」へのURLのドラッグ＆ドロップかのいずれでも行える。リストの並べ替えや削除も自由に行うことが可能。リストのインポート/エクスポート機能も備えている。

メイン画面は、大きく左右に二分割された構成。左側には対象ユーザのリストが、また右側には対象ユーザのうちの4人分のツイートが新着順に表示される。リストはツイートの発言時間で色分け表示され、「誰が最近ツイートしたのか」がひと目でわかる。

もっとも、つぶやく/つぶやかないには関係なく、Twitterで（特定のユーザのページではなく）、いろいろなユーザのツイートを時系列で横並びに表示するというのは結構新鮮。ある程度ディスプレイのサイズが大きければ、一度にまとめてチェックできる。特に、主に情報やニュース取得を目的として使っている人には、大いに役立ちそうだ。

ただしTwitterの仕様として、ツイート取得の回数に「60分間で最大150回まで」の制限がある。自動巡回の間隔設定によってはこの制限に引っかかってしまうため、その場合時間を空けて再実行する必要がある。

開発中に苦労した点
ツイッターにはAPIリクエストの回数制限があって、あまり頻繁にチェックすると、すぐその制限にかかってしまうのが問題でした。自動更新間隔のデフォルトが30秒ごとになっているのは、そのあたりの事情を考慮したものです。

ユーザにお勧めする使い方
最近では製品情報などをツイッターでつぶやく企業も増えてきたので、仕事でそれらをまとめてチェックなんていうニーズもあるのではないかと思います。

今後のバージョンアップ予定
「こんな機能がほしい」というアイデアをお寄せください。お待ちしています。