「システムの最適化」といっても、その方法は非常に多岐にわたります。Windowsシステム上のUIから設定を行える機能もあれば、レジストリにキーを作成したり、削除したり、値を変更したりしなければ設定を行えない機能や、コマンドプロンプトを起動して実行ファイルを呼び出して設定を行う機能もあります。コンピュータに詳しいユーザの方にとって、これらのカスタマイズは“慣れ親しんだもの”といえるでしょうが、コンピュータに触れて間もないユーザやあまり知識のないユーザにとっては、低くはないハードルです。インターネットで検索すれば、システムをカスタマイズする方法を調べることは可能ですが、それはユーザ自身が何をしたいかある程度明確にわかっている場合に限られてしまいます。また、レジストリの操作を誤ってしまうとシステム自体が破損してしまう危険性もあるため、操作をすることに不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
今回、弊社よりリリースした「PowerX Vista Optimizer 2008」は、まさにこのようなユーザの方々に使っていただきたいソフトです。標準ではさまざまな場所に点在しているカスタマイズポイントですが、「PowerX Vista Optimizer 2008」を通してさまざまな設定をすることが可能です。例えば標準では、CPUの2次キャッシュサイズを変更するためにはレジストリの値を書き換える必要がありますが、「PowerX Vista Optimizer 2008」を使用すれば、プルダウンリストから任意のサイズを指定するだけで、サイズの変更が可能になります。
また、コンピュータを使用しているうちにレジストリに不要なキーが蓄積される場合があります。標準では、これらのキーを最適化する際はユーザが手作業でそれぞれのキーを確認し、削除する必要がありますが、これは非常に手がかかる上に、ひとつ操作を間違えるとシステムが破損してしまう危険性を孕んでいます。しかし「PowerX Vista Optimizer 2008」を使用すれば、ワンクリックでレジストリの最適化を行うことが可能です。
これらのカスタマイズ/最適化のほかにも「PowerX Vista Optimizer 2008」では、非常に多くの項目を手軽にカスタマイズ/最適化することが可能です。ご使用いただく環境に応じて、さまざまなカスタマイズを試していただき、自分好みの環境を構築することがこのソフトの楽しみであると思います(カスタマイズを行う際は必ず、システムのバックアップを取っていただくようお願いします)。
((株)ネットジャパン)