試合結果や出場選手、フォーメーションなど、サッカーの試合に関するさまざまなデータを記録・管理できるソフト。「Football Editor」は、ゲームのデータをもとに、時間帯別の得失点状況や観客動員数の推移、リーグ戦の順位などのグラフを作成できる、サッカー専用の記録・管理ソフト。各国プロリーグから少年サッカーまで、幅広いチーム/ゲームに対応する。
記録できるデータは詳細で、多岐にわたる。「試合日時」「大会名」「会場」「節」「対戦カード」「観客数」「天候/時間」「気温」「湿度」「審判」「スコア」「得点者と時間」といったものから、「出場選手リスト」「フォーメーション」「スタッツ」などまで、さまざななデータに対応する。ゲームに対するコメントや、関連するURLなども登録しておける。
「出場選手リスト」は保存しておくことが可能。チームの基本的なメンバーを保存しておけば、次の試合以降の入力を省力化できる。「フォーメーション」は単なる「3-5-2」「4-2-3-1」といったものではなく、実際の選手配置に準じたものを設定することが可能。かなり変則的なフォーメーションでも、忠実に記録できる。
記録されたデータから、チームごとの戦績や勝ち点の推移、時間帯によるホーム/アウェイ別の得失点状況、各節ごと/チームごとの観客動員、得点ランキングが、グラフや一覧表で表示される仕組み。得失点状況は記録された全試合だけでなく、「最近●試合」という形式で表示させることも可能だ。
さらに、リーグを設定することで、リーグ戦の順位表を作成することも可能。順位表には特定の順位やチームに5種類のアイコンを付けることができ、例えば「ACL進出」「入れ替え戦」「自動降格」などをマーキングできるようになっている。順位表を作成するには、ゲームデータとは別に勝敗データを入力する必要があるが、fuori-classe.comやTBS「スーパーサッカー」などのサイトの試合結果ページからデータを読み込む機能を備えており、入力の手間を省くことができる。
そのほかにも、選手の個人データや採点、ゲームデータの検索・置換、チームカラーの設定、スタジアムリストの管理などの機能がある。