「コリャ英和！ 一発翻訳 2009 for Win」は、Webページや電子メールの翻訳、ビジネスアプリケーションで作成された文書の翻訳、辞書検索、単位の換算、英文レターの作成支援など、多彩な機能を備えた英日・日英翻訳ソフト「コリャ英和！」シリーズの新バージョン。辞書内容が強化されたほか、インタフェースが改善され、より手軽に翻訳できるようになった。辞書の収録語数は（標準添付の分野辞書を含めて）435万語（英日246万語、日英189万語）。辞書引きや英文レターの作成支援など、英語を扱う上で役立つツールも多数付属する。

インストールするとInternet Explorer 6.0/7.0のツールバーに組み込まれ、閲覧中のページをその場で翻訳できるようになる。Outlook Express/Windowsメール上での電子メールの翻訳、Microsoft Word/Excel/PowerPoint、一太郎、Adobe Acrobat/Adobe Reader上で実行できるアドイン翻訳、HTMLやMicrosoft Office文書ファイルの翻訳なども行える。そのほかにも、RSS翻訳や電子辞書検索、キー入力した語句や文書をその場で翻訳してくれるタイピング翻訳、同様に入力した文書を翻訳してくれる「通訳くん」、選択した語句でまずWeb検索を行い、その結果を翻訳して表示する「サーチ翻訳」など、多数の補助的ツールを備えている。

なかでも「翻訳エディタ」は、翻訳の精度を高め、訳文をより洗練させるのに役立つ機能。文中の単語をクリックすると対訳文上で対応する個所を教えてくれたり、他の訳語の例をリストアップしてくれたりするほか、例文を検索することも可能だ。

Webページ上で選択したテキストだけを翻訳すると、「翻訳エディタ」というアプリケーションが起動してただちに翻訳を行ってくれるが、このツールがなかなかよくできていて、センテンスごとに対訳を表示するだけでなく、マウスで単語をポイントするとその単語とそれに対応する訳語の両方を赤く色分けしたり、他の訳語の候補をリストアップしたりしてくれるので、翻訳結果に満足できなかった場合でも推敲の役に立つ。

また、フィードリーダと翻訳機能を組み合わせた「RSS翻訳」、Office文書やPDFファイルを一括翻訳できる「ファイル翻訳」などのツールも充実しており、プライベートから本格的なビジネス用途まで幅広く活躍してくれそうだ。

また、翻訳エディタの使い勝手向上ですが、ユーザさまが翻訳エディタの細かい機能を覚える必要がないように、マウスクリックだけで必要な情報を（操作の邪魔にならないように）提示するということに神経を使いました。ぜひ一度、新たな翻訳エディタの使い心地と日本語解析機能を体験してみてください。

また、「コリャ英和！ 一発翻訳 2009 for Win」が常に最新の状態になるように、アップデート機能を利用して、アップデータの有無を確認し、ダウンロードしてください。