Windowsの操作を監視・記録する常駐ソフト。アプリケーションごとの稼働時間やキー入力数を分析することもできる。「PC EYES」は、Windowsやアプリケーションの動作を監視し、稼働状況を記録・分析するソフト。タスクトレイやデスクトップに「PC EYES」のアイコンを表示せず、利用者から存在を見えなくする「隠し監視モード」と、タスクトレイにアイコンを表示する「記録モード」を使い分けられる。記録されるのは、
- Windowsの起動/終了時刻
- 利用者名
- 異常終了や操作のなかった時間などの特殊イベント
- アプリケーションの名前や開かれたウィンドウのタイトル、開始/終了時刻、総時間
- インターネットのアクセス記録(Webページのタイトル/URL、接続時間)
- メールの送受信記録
- キー入力数
など。ダウンロードしたファイルの名前やメールの送信先も記録される。記録された情報は日ごとにファイル保存され、エクスプローラ風の専用ビューアで閲覧できるようになっている。ビューアでは、記録されたログの「作業履歴」と、稼働状況がさまざまに分析される「稼働時間分析」を閲覧することが可能。過去の履歴をツリーで選択して、表示させることもできる。
「作業履歴」では、アプリケーションの動作を表示する「全ての記録」のほか、「インターネット」「電子メール」「特殊イベント」の各タブが用意され、切り替えて閲覧することが可能。履歴のアプリケーションを起動したり、履歴のWebページにアクセスしたりすることもできる。検索機能を備え、条件に合致した記録を抽出表示させることも可能だ。
「稼働時間分析」では、アプリケーションのウィンドウタイトル文字列やアプリケーションの稼働時間、キー入力数で稼働状況が分析される。「綜合」「タイトル」「アプリケーション」「キー入力数」の各タブを切り替えて使える。「綜合」では、上位10位のリストが表示され、「タイトル」「アプリケーション」「キー入力数」では、それぞれの項目が円グラフで表示される。集計は日ごとのほか、週ごと、月ごとに行うことが可能だ。
そのほか、毎日決まった時間に履歴を電子メールで送信する機能や、監視時間帯を指定する機能、離席中や外出中にパソコンをロックする機能なども備えている。