Internet ExplorerをはじめとしたWebブラウザと、指定したアプリケーションの利用を時間帯で制限できるソフト。「Pit」は、あらかじめ設定した時刻になると、Webブラウザと特定のアプリケーションを自動的に停止する“利用時間制限”ソフト。子どもが夜遅くまでWebブラウジングをし続けるといったことを防止できる。対応するブラウザはIEのほか、Lunascape for Yahoo!オークション、Amaya、Mozilla Firefox、Opera、Safari、Netscape Navigator、Craving Explorer。インターネット上のタイムサーバから自動的に現在時刻を取得して、パソコンの内蔵時計を調整する機能も備えている。
「Pit」で利用制限できるのは、IEをはじめとしたブラウザと、ユーザが登録したアプリケーション。設定画面には「朝の時間」「夜の時間」の2本のスライドバーが用意され、それぞれで指定した時刻以外の時間帯が制限時間帯となる。例えば「朝の時間」で6時、「夜の時間」で22時30分を指定すると、6時00分から22時30分以外の時間は利用が制限される。「朝の時間」「夜の時間」ともに30分単位で指定することが可能。利用を制限するアプリケーションは五つまで登録できるようになっている。
制限時間に近づいたらメッセージを表示させたり、制限時間にWindowsのログイン画面に戻したりすることも可能。さらに、エクスプローラの起動を制限したり、マイコンピュータやマイドキュメント、マイネットワークなどから「お気に入り」を開いてブラウジングするのを制限したりといったこともできる。
時刻合わせ機能もある。タイムサーバから現在時刻を取得し、パソコンの内蔵時計を調整できる。時刻合わせのタイミングは1分間隔、10分間隔、60分間隔から選択することが可能。使用するタイムサーバを変更することもできる。