ソフトを開発しようと思った動機、背景
バックアップソフトやツールの多くは、フォルダやファイルを直接指定する形式が一般的であると思われます。しかし、「いろいろなフォルダに散らばったファイルを一度にバックアップすることができれば」と思い、開発に着手いたしました。また、このようなツールを作成することで、バックアップ以外にも、「散らばったファイルをUSBメモリなどへ保存して容易に持ち運びができる」といった点にも重視いたしました。開発中に苦労した点
「散らばった多くのファイルを保存する」ということでは、別々のフォルダにある同一のファイル名を保存したい場合、あとから「どこのフォルダに保存されていたファイルか」が明確にわからないと不便です。バックアップするファイルのフォルダ構成(パス)をそのまま、バックアップ先の直下に作成することで、同一のファイル名の保存や、もともとの格納フォルダの特定が可能になりました。
ユーザにお勧めする使い方
散らばったファイルをひとつずつ指定して、バックアップ先へ保存できますので、フォルダが用途ごとに整理されていたり、フォルダ階層が深い場合に便利です。また急な出張等で、必要なファイルだけをUSBメモリへコピーして持ち運ぶ場合、元のフォルダ構成がそのままUSBメモリへバックアップされますので、自身のパソコンの感覚で必要なファイルを容易に活用できます。バックアップだけではなく、“持ち運ぶ”という観点でのご利用もお勧めしたいところです。
今後のバージョンアップ予定
「元のファイルを別名に残す」、あるいは「日付が新しい場合のみ処理する」といった機能付きのリストア処理を追加してゆく予定です。よろしくお願いいたします。
(PC Life Support)