「暗算愛2vs英単語」は、英単語の意味や暗算問題を答えて主人公を成長させる、ゲーム感覚の学習ソフト。表示された英単語の意味を選択肢から選んで番号を入力したり、暗算の答えを入力したりする。すばやく正答すると必殺技などが発動され、高いダメージを敵キャラに与えたり、HPを回復したりできる。操作はテンキーで簡単に行える。

英単語問題は、意味を4択から選んで解答するもの。収録された英単語は約2,000語。正答が続くと攻撃力が増加する。

暗算問題では、表示された計算問題（かけ算や2桁の数字のたし算など）の解をテンキーで入力して敵キャラを攻撃してゆく。正答が連続すると、回復呪文を唱えることができ、主人公のヒットポイント（HP）を回復することができる。

用意されたモードは「本編」のほか、「図書館」「道場」の計3種類。「本編」では、英単語/暗算両方を切り替えて主人公を成長させてゆく。「図書館」では、英単語の出題を中心に練習することが可能。「道場」では暗算の練習ができる。

オプション設定では、改ページ時間の変更やBGM、効果音、「にぎやかし」音の調整、暗算解答制限時間の短縮・延長などが可能。さらに、キャラクタ成長のON/OFF、キャラクタデータの初期化や問題の切り替え（英単語/歴史年号）といったことも指定できる。

「暗算愛2vs英単語」は、アクションゲームとRPGの要素が取り入れられた、英単語と暗算を独習できるソフトだ。収録された英単語は約2,000語。暗算問題は2桁＋2桁、3桁＋2桁、3桁＋3桁のたし算と、2桁×1桁、2桁×2桁のかけ算の合計5種類で遊ぶことができる。操作は簡単で、オープニングからゲームまで、ほぼテンキーのみで行える。

オプションで出題を英単語/歴史年号に切り替えられるのもポイントが高い。戦闘中のBGMを著名なクラシック音楽から選べるのもうれしい（ゲーム中のBGMは、ゲームを楽しむ上で重要な要素だ）。速答すると、より高い攻撃力で敵キャラにダメージを与えられるのは、なかなか痛快だった。

作成においては、ゲームとしてのおもしろさと、学習ツールとしての実用性を損なわないようにすることに重点を置きました。問題ごとの待ち時間を最小限にとどめ、時間あたりの出題数をより多くし、それでいて演出も邪魔にならない範囲で最大限にと、日々改良を加えております。

基本的にはゲームで適当に遊んでいるだけで、ある程度、自然と英単語が身についてゆくと思います。そのほか、ゲーム内の図書館で各問題集と模擬戦を行って英単語を暗記し、語彙を増やしてください。また、新しい問題を出題する敵が出現するたびに、図書館の問題集は増えていく仕組みになっています。

バージョンアップにつきましては、今後もいままで同様、日々行っていく予定です。私は英単語マニアで英文読解が大好きなのですが、「どんなジャンルの洋書も読めるようになってやるぞ！」と勉強をはじめた当初は、ここまで大量の英単語を覚える羽目になるとは思ってもみませんでした。みなさんも「1万語ぐらい覚えれば何とかなるんじゃないの？」なんて思っていませんか？　それは間違いです。

そんなわけで、現在約2,000語を収録していますが、まだまだ足りないと思っています。とはいえ、私が独断でチョイスした一部の覚えにくそうな単語と、各ジャンルで外せない重要単語以外の、初級・中級レベルの英単語は除外して収録しています。ですので、すでに勉強に役立つ数字ではあると思います。