確定申告用書類の作成・印刷専用ソフト。申告用紙のイメージがそのままメニューになったインタフェースや音声による解説などで、はじめての人でもスムーズに書類を作成できる。「やるぞ!確定申告2008」は、確定申告に必要な申告書や明細書/内訳書などの書類を作成するためのソフト。提出書類のボタンをクリックすると、実際の書類の様式に準じた入力画面が表示される。必要なデータを入力して印刷すれば、提出用書類ができあがる仕組み。「やるぞ!確定申告2007」の後継製品にあたる。
提出書類は、
- 確定申告書Aとそれに必要な内訳書/明細書
- 確定申告書Bと決算書/収支内訳書、内訳書/明細書
の2グループからなる。どの書類を提出したらよいのかわからない場合でも「提出書類ナビゲーション」機能を使えば、事業者のタイプ(職業)や収入の額・種類に応じて、必要な書類を教えてくれる。確定申告書Aおよび確定申告書Bの作成画面では、実際の申告用紙のブロックごとに番号が振られたものがメニューとして表示される。番号順に入力を進めてゆくだけで、スムーズに書類を作成できるようになっている。内訳書/明細書などを先に作成しておけば、各入力画面に用意された転記用ボタンをクリックするだけでデータが転記され、入力ミスを減らすことができる。
各画面では、書類の概要や大まかな入力内容を音声で教えてくれる「ボイスナビ」機能を呼び出すことができる。さらに、内訳書や明細書の選択画面では、書類に関する説明画面を呼び出すことも可能。各入力項目の見出し部分をクリックすると、詳しい解説が表示される。
印刷は、各書類の編集画面で行う。確定申告書Aおよび確定申告書Bは、第一表/第二表とそれぞれの控えなどを選んで印刷できるほか、住所や氏名など一部の項目を印刷しないようにすることも可能。印刷用紙は税務署で配布されている用紙を使用する(データのみを印刷する)か、白紙を使用する(申告書と同じ様式の枠線やマス目まで印刷する)かを選べる。
そのほか、申告データの作成、切り替え、削除やバックアップ/リストア、「やるぞ!青色申告2006〜2008」や「やるぞ!確定申告2007」からのデータの読み込みなどの機能がある。