わかりやすいインタフェースで定評のあるパーティション操作ソフト。ウィザード形式を採用し、誰でも簡単にパーティション操作を行える。「LB パーティションコマンダー」は、パーティションの作成、削除、サイズ変更、フォーマットなどの操作を、Windows上から実行できるソフト。インストールすることなく、CDから起動してパーティション操作を行うこともできる。EIDE/IDE、SCSI、Serial ATA、SAS、USB、IEEE 1394の各ドライブに対応。ファイルシステムはFAT16/32、NTFS、Linux Ext2/Ext3、ReiserFSに対応する。新バージョン「11」では、Windows Vistaに対応したほか、ハードディスクやパーティションのデータをバックアップする機能が追加された。
利用できるパーティション操作機能は、
- パーティションの作成
- パーティション/ハードディスクのコピー
- 空き領域の移動
- パーティションの削除/復元/フォーマット/結合
- パーティションの移動とサイズ変更
- ハードディスク/パーティションのバックアップ
など。ハードディスク/パーティションのバックアップ機能「シンプルバックアップ」は、新バージョン「11」で新たに追加されたもの。ハードディスク/パーティションの任意の組み合わせをバックアップできる。保存先には通常のドライブ、ネットワークドライブのほか、ドライブレターが割り当てられていないドライブや非表示のドライブも指定することが可能だ。そのほかにも高度な機能として、
- ドライブレターの割り当て/削除
- ドライブの表示/非表示
- ファイルシステムの変換
- クラスタサイズやボリュームラベルの変更
- 基本パーティション/論理パーティションの変換
などを行える。ハードディスクにインストールせず、CDから直接起動してパーティション操作を行うことも可能(別に起動用CDを作成しておく必要がある)。何らかの理由でパソコンが起動しなくなったときも、CDからマスターブートレコードの修復などを行い、問題を解決できる。