暗号化・復号化機能を備えたSDI形式のテキストエディタ。常に固定のキーを使用し、手軽に暗号化保存することもできる。「EDエディタ」は、プレーンテキストでの保存に加え、ファイルを暗号化保存することも可能なテキストエディタ。作成したファイルの保存時に「名前を付けて暗号化保存」を選び、暗号キーを入力することでファイル内容を暗号化できる。あらかじめ固定のキーを設定しておくことで、保存のつどごとの暗号キー入力の手間を省くことも可能。意識することなくファイルを暗号化できる。暗号化ファイルを開くときは、暗号キーを入力すると元のテキストが現れる。
暗号化のためのオプションとして用意されているのは、
- 暗号キーをファイルごとに設定
- 常に固定暗号キーを利用
- ファイルごとか固定キーかをそのつど選択
の3種類。もちろん任意時点で設定を変更することができる。暗号化テキストの拡張子を任意に指定して、アプリケーションとの関連付けを設定したり、起動時や最小化状態からの復帰時に暗号キーの入力を求めるように設定したりといったことも可能だ。テキストエディタとしての機能も十分。文字列の検索・置換、無制限のUndo/Redo、プレビュー付きの印刷、ルーラ/行番号の表示といった基本的なものはもちろん、
- 禁則処理方法の選択および禁則文字の登録
- フリーカーソルモード、カーソル形状のカスタマイズ
- テキストの矩形領域選択モード
- ウィンドウの配色、予約語やコメントなどのカラーカスタマイズ
- 予約語の登録
- 最近使ったファイルの履歴登録数変更(0〜5)
- バックアップファイルの自動作成
といった機能も備えている。