住所録の管理から宛名面・文面の作成、印刷まで、1本ではがき作成のすべてを行えるソフト。豊富な素材が収録され、誰でも簡単に美しいはがきを作ることができる。「宛名職人」は、年賀状をはじめ、暑中・寒中見舞い、クリスマスカード、ラベルシールなどを、美しく簡単に作れるはがき作成ソフト。新バージョン「2008 Premium」では、デザイン選択時のプレビュー機能や、他のはがき作成ソフトからの住所録のインポート機能などが強化されている。
「住所録」はカード型。自宅や会社の住所、電話番号などのほか、趣味、顔写真、送受信履歴といった情報を登録でき、宛先の敬称や連名の設定、グループの設定も可能だ。28万件の姓名辞書と1,820文字の人名外字検索機能を持ち、通常では入力できない人名漢字も入力できる。姓名辞書は、入力の途中でも入力済みの文字を含む候補が一覧表示され、選択・入力できるようになっている。郵便番号と住所の相互検索、住所から市外局番の検索を行えるほか、宛先が政令指定都市の場合に都道府県名を自動省略する機能もある。
「宛名面」のレイアウトは、「はがき」「封筒」「シール」などから基本レイアウトを選んだあと、3種類の「おすすめ設定」で自動設定することが可能。レイアウトを微調整することもできる。大量発送時に郵便料金割引サービスが適用される「カスタマバーコード」や、QRコードを宛名面に印刷することも可能だ。
「裏面(文面)」には背景や題字、画像、文章を自由に配置することが可能。「裏面デザイン作成アシスタント」を利用すれば、ステップごとにアシスタントの指示に従うだけで裏面を作成できる。パーツにはそれぞれ豊富な素材が用意され、素材を組み合わせるだけで簡単にはがきを作成することが可能だ。パソコンにインストールされる素材に加え、ダウンロードセンターに接続することで、12,000点を超える素材を無料で使えるようになる。
画像処理機能が充実していることも特徴のひとつ。丸やハート型などの図形に合わせて写真を切り抜けるほか、赤目調整や明るさ調整を行うことも可能。「ぼかし」「エンボス」など、20種類のフィルタによる加工処理も行える。スナップ写真をもとに3Dイラストが作れる「CGウィザード」、立体の金文字を作れる「立体金筆」といった機能も用意されている。
受け取った紙のはがきをスキャナで取り込み、デジタル化して保存できる「デジタルはがきファイル」というソフトも同梱されている。