パソコンにあまり詳しくない人でも、手軽にゲームやアプリケーションの操作を記録できる動画キャプチャソフト。「DxCapture」は、“これ以上はない”ほどの簡単な操作で、ゲーム画面などの動画をキャプチャできるソフト。Direct3D 8/9のゲームに対応するほか、Windowsのデスクトップ操作を丸ごと録画することも可能。動画ファイルの作成にはDirectShowが使用され、ファイルサイズの制限なく録画できる。動画と同時に音声を録音することも可能だ。
操作はシンプルでわかりやすい。タスクトレイに常駐したアイコンをダブルクリックして設定ダイアログを開き、いくつかの簡単な設定を行ったあと、ゲーム画面をアクティブにしてショートカットキーを押せばよい。これだけで録画が開始される。出力される動画ファイルの形式はAVI。ファイル名には“DxCapture001.avi”からはじまる連番が自動的に割り振られる。再度ショートカットキーを押すと、録画は終了する。
ショートカットキーは、【Shift】/【Alt】/【Ctrl】(「なし」も可能)とファンクションキーを組み合わせて設定できる。録画対象は「ゲーム」「デスクトップ」の2種類。「ゲーム」では、ゲーム画面のみが対象となり、Direct3D 8/9を使用したゲームを録画できる(DirectDraw、OpenGL、ほかのバージョンのDirect3Dには対応していない)。「デスクトップ」では、デスクトップ全体が録画対象となり、アプリケーションの操作などを録画できるほか、Direct3Dを使用していないゲームを録画することもできる。
録画条件は、必要に応じて細かく設定することが可能。例えば、アプリケーションなどを対象にする場合には「マウスカーソル」の録画をONにすることができる。AVIファイルの圧縮コーデックを指定することも可能。「ハーフサイズ」をONにして、出力される動画サイズを50%に縮小したり、録画が重い場合に「フレームレート」を下げたりもできる。「マルチモニタ」をONにして、マルチモニタ環境でのサブモニタも録画対象とすることも可能だ。
音質やコーデック、音量なども設定できる。