結婚式に招待する人をあらかじめ登録しておくことで、招待状、席次表、引き出物に添えるサンキューカードなどを作れる“手作りペーパーアイテム作成ソフト”。「ブライダルデザイナー6」は、結婚式で配布・公開するアイテムを手軽に作成できるソフト。名刺サイズの席礼からウェルカムボードまで、ペーパーアイテムの用途に応じた文面やデザインテンプレートが用意されている。メニュー画面はグラフィカルでわかりやすく、パソコンの操作に不慣れな人でも簡単に扱える。
ペーパーアイテムを作成するにはまず、新郎と新婦のデータを入力する。起動後に表示される登録画面に、二人の現住所や両親、媒酌人の名前などを登録し、さらに、式場や新居の情報を登録してゆく。登録情報は、もちろんあとから編集できる。
引き続き、招待者の情報を「アドレス帳」に登録する。アドレス帳には、招待者の住所や新郎新婦との関係、式への出欠といった基本的な情報のほか、家族同伴の有無、当日の交通手段、宿泊準備の有無、祝儀の金額などをきめ細かく登録できる。CSV形式ファイルからのデータのインポートやエクスポートも可能。入力した情報は、すべての印刷物で共通の設定として利用される。
作成・印刷可能なアイテムは全部で7種類。
- 招待状・はがき・封筒
- 席次表
- メニュー・プロフィール
- ウェルカムボード(式場入口などに設置して出席者を迎えるボード)
- (サンキュー)カード(招待状や引き出物などに添える感謝状)
- 席礼
- のし紙
「招待状・はがき・封筒」は、さらに四つのメニューに細分化され、「招待状の文面・表紙」「はがきの文面」「はがきの宛名印刷」「封筒の宛名印刷」が行えるようになっている。縦書き/横書きの指定も可能だ。(印刷用)デザインテーマの選択や用紙の設定はウィザードで行える。デザインテーマには、祝事にふさわしい6種類が揃う。さらに、画像の入らない無地のテーマを利用したり、ユーザが一からデザインを作成したりすることも可能。ペーパーアイテムのイラストや文章はオブジェクト単位で編集でき、サイズの変更やフォントのサイズ/色などは好みに応じて変更できる。文章は「時候の挨拶」をはじめ、「招待状」「結婚報告」など、27分類された豊富な文例テンプレートを使って作成することが可能。ペーパーアイテムに新郎新婦の似顔絵を追加することもできる。
そのほか、自動保存の設定、表示色の設定、「ブライダルデザイナー6」の起動用パスワードの登録などのオプションが用意されている。