Flashアニメーションによる「Webページのナビゲーション用メニュー」を作成できるソフト。スクリプトやプログラミングの知識は不要で、簡単に作成できる。「A4 Menu Builder」は、Webページで利用されるFlash形式のナビゲーションバー(メニュー)を簡単な操作で作成できるソフト。あらかじめ用意されたテンプレートをもとに、タイトル文字やロゴ画像の位置を調整したり、メニュー項目を書き換えたりするだけで、ポップアップ式のサブメニュー付きナビゲーションバーが完成する。作成したデータは、パーツ単体はもちろん、ベースとなるHTMLページを含む形で出力できる。
テンプレートのカテゴリーは「Standard」「Business」「Sport」など7種類。各カテゴリーごとにテンプレートが6種類ずつ用意されている。メニューのレイアウトは、横長と縦長から選ぶことができ、どちらを選ぶかによって編集画面もそれに適したレイアウトが選ばれる。編集可能な項目は、
- タイトル
- 説明
- ロゴ画像
- メニューの背景画像
- メニュー構成
- メニューボタンのデザイン(SWFファイルを指定)
- ボタン上テキストのフォント
- BGM
など。タイトル、説明文、項目などの文字列を修正すると、即時にプレビューエリアに反映される。文字、ロゴ画像、ボタンなどの位置は1ピクセル単位で微調整することが可能だ。作成されるナビゲーションバーは、メインメニューのボタンへのオンマウスまたはクリックでサブメニューがポップアップする階層構造。メインメニュー(第1階層)とサブメニュー(第2階層)のそれぞれについて、通常時とオンマウス時の文字色やボタン色などを設定できる。メニューボタンのデザインは「ボタンセット」から選択することが可能で、さらにボタンのサイズ(固定/可変)、タイプ(フラット/3D/グラデーション)、間隔も指定できる。
ナビゲーションバーだけでなく、バーを配置するためのHTMLも作成できる。HTMLには、ページの背景色、タイトルのほか、キーワードやサイトの説明文を登録でき、title/metaタグに書き込まれる。
作成したメニューは、独自のファイル形式(A4P)で保存することで、あとからいつでも再編集できる。Webページのメニューとして利用するには、「出力」コマンドで保存したファイルを他のホームページ作成ソフトで編集すればよい。出力形式はメニューのみのほか、フレームレイアウト用およびノンフレーム用も選べる(縦メニューをフレームまたはノンフレームで出力する場合は、左右どちらに配置するかも指定できる)。
ジャングル社のホームページでは、追加用テンプレートの販売が予定されている(追加データの購入ページは近日公開とのこと)。