「おやすみタイマー」は、ユーザが指定した一定時間、マウスやキーボードが操作されていないときに、自動的にコンピュータの電源を切断したり、ログオフしたりしてくれるソフト。無操作時の時間は最大999分まで指定できる。わかりやすい設定画面で、誰でも簡単に使える。

「おやすみタイミング」と呼ばれる監視時間は、1分〜999分の範囲で自由に設定できる。指定監視時間経過後の動作は「電源オフ」「再起動」「ログオフ」「スタンバイ」「休止状態」から選択できるようになっている。例えば、「おやすみタイミングを30分」で「電源オフ」を指定した場合、マウスやキーボード操作が30分以上行われないと、終了確認ダイアログが表示される。確認ダイアログ表示中に「終了処理を中断」しないと、コンピュータの電源が切断される。

さらに終了方法として「編集中のデータを無視して強制終了」するか、「編集作業中は電源を切断しない」かも指定できる。

究極の省電力はコンピュータの電源を切断することであり、「休止状態」がその機能を持つが、次回起動時に、ハードディスクからデータを読み込むため時間がかかる。

「おやすみタイマー」を使えば、ネットサーフィンをしながら寝てしまったときのように、データ編集をともなわない作業中の電源管理を効率よく行える。タスクトレイの常駐アイコンを右クリックして、タイマのON/OFFを簡単に行えるのもいい。作業内容に応じて、「電源オフ」「スタンバイ」「休止状態」などをすばやく指定を変更できるのもよい。コンピュータの電源管理を一歩進めたいユーザにお勧めする。