さまざまな種類のファイルをプレビューできる多機能ビューア。テキストや2D/3Dイメージなどの簡易編集機能も備えている。「PowerX Alteros Media Explorer 2」は、さまざまな形式のファイルを一括して管理・参照できるファイルビューア。一般的によく使われるファイル形式に対応し、同じインタフェースで一元的に操作できる。対応するファイルの種類は、
- 2Dグラフィック
- 3Dグラフィック
- 動画/音声などのメディアファイル(DirectX 9のインストールが必要)
- テキスト(TXT/RTF)
- HTML(Internet Explorerのインストールが必要)
など。2Dグラフィックでは、BMP/GIF/JPEG/PNG/PSD/TIFFなど、20種類以上の形式に対応する。1枚ずつ画像を閲覧できるのはもちろん、スライドショウで表示させることも可能。イメージをBMP/JPEGファイルとして保存することもできる。簡易編集機能として、サイズ/解像度の変更、カラー調整、色反転、色置換、回転などを備える。3Dグラフィックでは「VRML」のほか、「3ds Max」「LightWave」「trueSpace」をはじめとする製品の形式にも対応している。プレビュー時に、オブジェクトの回転やスケーリングを行うことが可能。ライティング、透明度、マテリアルタイプなど、3Dオブジェクトの表示方法を変更する設定も用意されている。3Dレンダリングの結果を、クリップボードを介して2Dイメージとしてコピー/ペーストすることもできる。
メディアファイルは、動画はAVI/MOV、音声ではMP3/WAVE/MIDI/WMAの再生に対応する。DVD-Videoディスクの再生も可能だ。
さらに、OLEインタフェースを介して「Word」「Excel」のドキュメントやPDFファイルなどを閲覧することもできる(「Office」や「Adobe Reader」がインストールされている必要がある)。
プレビュー画面はタブ切り替え式で、複数の画面を切り替えながら利用できる。「バックグラウンドで音声ファイルを再生しながら、別の画面で画像を閲覧する」といったことも可能だ。ウィンドウ右側には、ファイルブラウザが表示される。設定により、サムネイル表示にしたり、マウスクリックの操作性を変更したりできる。リストのソート(名前、タイプ、サイズ、日付順)やフィルタリングも可能だ。
スキンに対応し、インタフェースを変更することもできる。ユーザがカスタマイズしたインタフェースをスキンデータとして保存しておくこともできる。