Web上のさまざまなデータを高速にダウンロードできる“インターネット情報収集ツール”。ダウンロードしたデータをカテゴリーごとに一覧表示できる。「ダウンロードSpider4」は、Web上のニュース、blog、Podcast、ストリーミングデータなどの多種多様な情報を、簡単な操作でダウンロードできる「ダウンロードSpider」シリーズの新バージョン。ダウンロードエンジンの最適化が行われ、旧バージョンからダウンロード速度が約30%向上した。ストリーミング配信されるデータを高品質で保存することも可能。Internet Explorer 7、Firefox 2.0、Opera 9などの最新ブラウザにアドオンさせることもできる。
用意されたモードは「ダウンロード」「インターネット」「RSS」「コンピュータ」の4種類。メイン画面上部のタブで切り替えられる。
「ダウンロード」では、プログラム/画像/音楽などを単一/複数ファイルでダウンロードできる。連番ファイルを指定してまとめてダウンロードすることも可能。指定したWebサイトをまるごと保存する機能も備えている。指定キーワードに対する複数の検索エンジンの検索結果ページを保存したり、Yahoo系/MiniBBS系の掲示板をダウンロードしたりすることも可能だ。
「インターネット」では、指定したWebサイトの1階層下までの「フォルダ構造」と「構成しているファイル」をツリー形式で表示する。リストから、指定ファイルをダウンロードすることもできる。別ペインではWebページが表示され、ページの遷移とともにツリー内の情報も変化する。
「RSS」では、RSSの取得設定や配信されている記事の閲覧を行える。Podcastの音声/動画もダウンロードできる。ダウンロードを定期的に実行させることも可能。RSS配信しているサイトやblogなどを確認したい場合に役立つ。更新間隔や保存アイテム数、保存期間を指定することもできる。
「コンピュータ」は、ローカルコンピュータにあるデータを表示・閲覧できる機能。操作方法はWindows標準のエクスプローラに近く、同じような感覚で扱える。
「ダウンロード」「RSS」両モードには専用のウィザードが用意され、設定を対話形式で簡単に行うことができる。
通常の方法では保存できないストリーミング配信データを保存できる「動画・音声キャプチャ」機能もある。動画の場合、毎秒最大50フレームの高品質で録画が可能だ。
ダウンロードしたファイルはカテゴリー別に分類・保存される。カテゴリーには「プログラム」「画像」「音声」などがあり、カテゴリー別にデータをまとめて閲覧できる。例えば、ダウンロードしたデータのうち「画像」だけを抽出して一覧表示させることも簡単にできる。
「ダウンロードSpider4」をインストールすると、Webブラウザに専用のツールバーと拡張コンテキスト(右クリック)メニューが追加される。Internet Explorer、Firefox、Opera、Netscape、Mozillaの各ブラウザに対応する。いちいち「ダウンロードSpider4」の本体を起動することなく、Webブラウザからすばやく各機能にアクセスできる。