「かんたんナビバー」「かんたんページ作成」など、操作効率を上げる機能が多数搭載されたホームページ(Webページ)作成ソフト。「ホームページ・ビルダー」は、できあがりのイメージそのままのスタイルで編集できる、WYSIWYG型のホームページ作成ソフト。新バージョン「11」では、操作性のさらなる向上が図られたほか、ユニバーサルデザイン関連の機能、ブロードバンドコンテンツ支援機能、CGIとの連係機能などが強化された。
ホームページの編集スタイルは、初心者から上級者まで、幅広いユーザ層に対応するものが用意されている。画面デザインは、
- かんたん:よく使う機能を中心にまとめた初心者向け
- スタンダード:メニューバーのカスタマイズやソースの直接編集もできる一般向け
- エディターズ:ソース画面が広く、直接編集に適した上級者向け
の3種類から選択することが可能。「スタンダード」「エディターズ」では、ペインの大きさを変えたり、画面をカスタマイズしたりできる。初心者のページ作成を支援する機能も多彩。「どこでも配置」モードは、編集時に画像や文字を好きな場所に配置できる機能。作図ソフトのような感覚でページを作れる。「かんたんページ作成」では、豊富なテンプレートを使って、ウィザード形式でホームページを作れる。blogをWYSIWYGで編集・投稿することも可能だ。新たに搭載された「かんたんナビバー」は、ユーザの操作効率を大幅にアップする機能。選択されているオブジェクトや作業の流れから“表示すべきメニュー”を推測し、自動的に変更してくれる。例えば、画像が選択されている状況では、「画像の調整」「画像の処理」といった画像処理メニューが優先的に表示される。
「CSSエディタ」では、プレビューで確認しながらスタイルシートを編集することが可能。スタイルシートの知識が多少あれば、実際の画面をプレビューしながらスタイルを作成・編集することが可能で、CSSベースのホームページを簡単に作成できる。
ホームページのアクセシビリティをチェックできる「aDesigner」も同梱されている。細かい文字が読みにくい人、色覚異常のある人でも読みやすいホームページかどうかを診断してくれる。
- 「閲覧者が文字サイズを拡大できるアイコン」「ページ全体の色合いを白黒にするアイコン」などを挿入する
- 音声読み上げソフトでの読み上げ順を適正にする
など、すべての人に優しい、読みやすいページを作ることができる。そのほか、「ルビのサポート」「ポッドキャスト用リンクの作成」「アフィリエイトの挿入」「CGIと連携したアンケート」などの機能が追加された。