スタートメニュー、タスクバーから、ウィンドウ枠、ツールバーアイコンにいたるまで、Windowsの外観を細かくカスタマイズできるソフト。「WindowBlinds」は、Windowsのデザインを細部まで思い通りに変更できるソフト。Windows XPでは「Luna」「Windowsクラシック」の2種類しかないデザインパターンを一気に増やせる。同梱されるサンプルスキンに加え、公式スキンサイトから3,000種類以上のスキンを無料でダウンロードすることが可能。新バージョン「5」では、新たにWindows Vistaへの対応などが図られた。
デザインを変更できるパーツは、
- スタートボタン
- スタートメニュー
- タスクバー
- ソフトのウィンドウ枠
- ダイアログボックス
- コンテキストメニュー
- ファイルコピー時のアニメーション
- ……
など。Windowsのほぼすべてのパーツをカスタマイズできるといっても過言ではない。エクスプローラやInternet ExplorerのようにWindows標準のツールバーを使用するアプリケーションでは、ツールバー画像も変えられる(各アプリケーションが独自に持つツールバー画像などは変更できない)。外観を変更するには、デザイン変更済みの各パーツがまとめられた「スキン」を設定する。メイン画面の「マイスキン」から、好みのものを選べばよい。「マイスキン」から公式スキンサイトに接続することも可能で、いつでも新しいスキンをダウンロードし、インストールできる。
スキンの適用時には、細かな設定を行える。ウィンドウボタンやタスクバーボタンといったパーツ単位でスキンの適用/不適用を指定することが可能。フォントを変更することもできる。指定したアプリケーションだけにスキンを適用したり、アプリケーションごとに異なるスキンを適用したりといったことも可能だ。
「WindowBlinds」上から壁紙を設定することも可能。スキンに含まれる壁紙はもちろん、Windowsフォルダや「マイ ピクチャ」フォルダ内の画像を一覧表示し、一覧から壁紙を設定できる。
※本レビュー記事は、α版をもとにまとめられています。製品発売時と機能などが異なる可能性もあります。