アダルトサイトや暴力サイトなどを閲覧できないようにアクセス制限するソフト。フィルタのレベルや禁止URLは自由に設定できる。「i-フィルター 4」は、アダルトサイトや暴力サイトなど、子どもに有害なサイトなどをシャットアウトするWebフィルタリングソフト。独自のフィルタデータベースに加え、独自のページスキャン技術「ZBRAIN」によって、データベースにない未知のサイトもリアルタイムに遮断することができる。
フィルタの強度は「小学生向け」「中学生向け」「高校生向け」「大人向け」「企業向け」の5種類。年齢や目的に応じて遮断対象のサイトは変わる。例えば「小学生向け」では、アダルトサイトや暴力サイトのほか、掲示板やWebメール、ショッピングサイト、懸賞への応募などが遮断される。「企業向け」では、エンターテイメントや求職活動ページの閲覧ができなくなる。
アダルトや暴力といったカテゴリーごとの強度や、「不正技術」「ギャンブル・酒・タバコ」といった遮断カテゴリーを設定してフィルタをカスタマイズできる「詳細設定」も用意されている。もちろんユーザが独自に禁止URL、許可URLを追加することも可能だ。
今回のバージョン「4」では、個人情報の保護機能が新たに搭載された。名前や住所、電話番号などが外部に流出するのを防ぐ機能で、子どもが個人情報を掲示板に書き込んだり、送信フォームから送ったりしようとしても、遮断される。保護する文字列はユーザが指定できる。
「安全デスクトップ」機能も追加された。デスクトップ全体を保護してくれるもので、使えるアプリケーションを制限することができる。安全デスクトップでは、「安全Webブラウザ」という独自のWebブラウザを使うことで、より安全なWebブラウジングを行えるようになっている。
「ZBRAIN」は、デジタルアーツ社独自の“情報選別”技術。Web上のさまざまなパターンを学習し、未知のWebページに対してもフィルタ効果を発揮できる。
そのほか、「1日のインターネット利用時間を時間帯別に指定する」「最大利用時間を指定する」といった制限をつけることも可能。許可したURLだけの閲覧を可能にする「ホワイトリスト」機能なども備えている。