エクスプローラにタブ切り替え機能を追加できるツールバー。複数タブに対して一括操作を行うことも可能。「QTTabBar」は、“エクスプローラをタブ化する”ツールバー。1ウィンドウ内に複数フォルダを開き、切り替えながらアクセスできるようになる。タブの履歴機能、ロック機能なども利用できる。
利用するにはインストール後、現在開いている(任意の)フォルダウィンドウで「表示−ツールバー」の「QTTabBar」を有効にすればよい。以後、(ツールバーで「QTTabBar」を解除するまで)すべてのウィンドウでタブ機能が有効になり、新しく開くフォルダが新規タブとして追加されるようになる。すでに開いているウィンドウ内で、別フォルダを新規タブで開くには、フォルダアイコンをタブ行の空きスペースにドラッグすればよい。
タブの切り替えは、マウスクリックのほか、ショートカットやマウスホイールの回転で行うことが可能。タブを閉じるには、タイトルバーの「×」ボタンを使うか、タブ上でマウスホイールをクリックする。
タブごとのフォルダ移動履歴の自動保存機能もある。タブ行の右端に表示される「←」「→」ボタンにより、前後のページに進んだり戻ったりできる。閉じてしまったタブの履歴も保存され、あとから簡単に再表示できるようになっている。
複数タブに対する一括操作も可能。例えば「アクティブなタブを除く全タブを一度に閉じる」「アクティブなタブの左側または右側にある全タブを一度に閉じる」といった操作を行える。
そのほかにも
- 最近閉じたタブを開く
- タブをロックして、閉じられないようにする
- タブで開いているフォルダを別の新規ウィンドウで開く
- 複数のフォルダを「グループ」として登録しておき、一括して開く
といった機能が用意されている。オプションでは、タブサイズの「固定」または「範囲(最大/最小)」、新しいタブの追加位置、タブを閉じたあとにアクティブになるタブの位置などの設定が可能。特定のフォルダを常に新しいウィンドウで開くこともできる。