電子メールを使い、離れた場所のパソコンで指定のプログラムを実行させられるソフト。簡単な設定ですぐに使える。「指令メール実行」は、受信メール(サーバ)を監視し、メールのタイトルが所定の書式で記述されていた場合、対応するプログラムを実行するソフト。Windowsのコマンドやアプリケーション、バッチファイルを実行できる。起動時のコマンドラインオプションを指定することも可能。
「指令メール実行」でプログラムを実行させるには、メールのタイトル(Subject)に、
- 指令メールであることを示す識別子(MME)
- 実行するファイルを特定するキーワード
を記述する。「指令メール実行」は、受信メール内に条件を満たしたメールを見つけると、指定されたファイルを実行する。「実行ファイルを特定するキーワード」は、あらかじめ設定しておく。キーワードは3文字で、ひとつのキーワードに対して実行ファイルをひとつ指定する。キーワードはいくつでも設定できる。
指令メール側ではSubjectに、
- MME:[キーワード]:[実行するファイルのパラメータ]
のように、識別子、キーワード、パラメータをそれぞれコロンで区切って記述する。(プログラム側で対応していれば)複数のパラメータを記述し、実行させることも可能だ。指定ファイルが実行されると、指令メールはメールサーバから削除される。同時に、指令メールの送信元に対して、その旨のメールを送信して通知する。
受信メールサーバの監視間隔は、秒単位で設定できる。POP before SMTP/SMTP AUTHに対応する。