多彩な3Dパーツを使って、ガーデニングをシミュレーションできるソフト。「お手軽デジガーデン」は、自宅の庭を撮影したデジカメ写真の上にガーデニングパーツを配置して、シミュレーションを行えるソフト。200種類以上に及ぶガーデニングパーツを、マウスで好きな場所に置いてゆくだけで、簡単にガーデニングのイメージを確認できる。
デジカメ写真上で3Dシミュレーションを行うには、写真の中に立体空間を作る必要がある。「お手軽デジガーデン」ではドアや窓、エアコンの室外機を基準にして、簡単に立体空間を作れるようになっている。立体空間を作ってしまえば、あとは好きなパーツを好きな位置に置いてゆくだけ。置かれたパーツは自動的に大きさが調整される。例えば、手前に置けば見かけ上大きく表示され、奥に置けば小さく表示される。
庭を造るステップは、2段階に分かれている。まず最初は、タイルや芝などの地面を造る。地面は多角形を指定し、その中にタイルや敷石、芝、土を置いてゆく。もちろん、それぞれの角は移動させることが可能で、形も自在に変えることができる。
次のステップでは、ガーデニングアイテムを配置する。画面下部に表示されているアイテムを、編集領域(デジカメ写真上)にドラッグ&ドロップで置くだけでよい。用意されたアイテムは「コニファ・草木類」「春」「夏」といった季節の草花、塀や花壇、コンテナ、門やフェンス、テーブルや椅子、庭石などのアクセント、ガレージ、自動車と、実に多彩。カテゴリー分類され、タブで切り替えながら利用する。
アイテムのサイズは、立体空間の大きさに合わせて表示されるが、アイテムごとにスケールを変更することも可能。高さを変えたり、アイテムを回転させたりといったこともできる。
編集中のUndoや印刷といった機能もある。1024×768より大きな解像度では、全画面表示/ウィンドウ表示を切り替えることも可能。アイテム類は別途追加(有料)することもできるようになっている。