デスクトップは最も手軽なデータ保存場所で、Webからダウンロードしたファイルを一時的に置いたり、アプリケーションをインストールすると自動的にショートカットが作成されたりして、放っておくとアイコンで一杯になってしまう。「自動掃除」を利用すれば、使われていないものを自動的に指定フォルダに移動してくれるので、気づいたらアイコンだらけなんて事を未然に防止できる。筆者はデスクトップに「ごみ箱」アイコンと「壁カレ」のカレンダーを表示するだけにし、常日頃から整理整頓を行っているが、「自動掃除」を利用すれば、デスクトップ周りの整理をまかせられるので便利だと感じた。
心配なのは、偶然アクセスする機会がなかったために、必要なファイルやフォルダが移動されてしまうことだが、ファイルやフォルダは移動されるだけなので、移動先フォルダから元に戻せばよい。
添付ドキュメントにも記載されているが、掃除するフォルダを指定できるので、USBメモリが一杯になったとき、一定期間アクセスがないファイルやフォルダを、パソコンの指定フォルダに移動してUSBメモリに空きを作るといった使い方もできる。
アイコンだらけのデスクトップでパソコンを利用しているユーザや、デスクトップを手軽に整理・整頓したいユーザにお勧めする。
(川越 裕之)