冠婚葬祭などで発生するやりとりを、手軽に記録しておけるソフト。いつでも過去の記録を参照できる。「おつきあい帳『冠婚総裁』」は、冠婚葬祭やお中元・お歳暮、お見舞いといった“おつきあい”のやりとりを記録するための専用ソフト。記録できる項目は「日付」「分類」「相手先」「詳細」「家族」「金額」「品物」。さらに「備考」欄も用意され、簡単なメモ書きなどを残しておける。「贈ったのか、いただいたのか」の「贈答区分」も記録できる。
「相手先」の情報として記録できるのは、住所や電話番号のほか、メールアドレス、親族/仕事/友人といった続柄など。「分類」にはあらかじめ「慶事」「仏事」「その他」の各項目があり、さらに「慶事」であれば、「婚約祝い」「成人祝い」「新築祝い」といった詳細項目が用意されている。
「家族」は、相手先からの受け取り人/送り主を記録しておくもの。「誰が受け取った(送った)のか」を管理することが可能だ。
「分類」「詳細」「家族」はいずれも、必要と思われる項目があらかじめ登録済み。ドロップダウンリストから選択して、簡単に記録できる。必要に応じて項目を追加・編集することも、もちろん可能だ。
過去のおつきあい記録は、「日付」「分類」などの各項目の条件を指定し、絞り込み検索を使って調べられる。「日付」「金額」などの項目は範囲で、また「品物」「備考」のような項目は文字列指定で検索できる。項目ごとのソートや「贈答区分」による絞り込みも可能で、目的のデータを簡単に抽出できる。
相手先のデータは、CSV形式での入出力が可能。他のアプリケーションに登録されているデータを取り込んだり、登録済みデータを他のアプリケーションで利用したりできる。宛名印刷機能もあり、お礼状や年賀状の作成などに利用できる。
現在表示されているデータをそのまま印刷できる「明細印刷」機能もある。