タスクトレイに常駐し、定期的にデスクトップをキャプチャするソフト。内蔵FTP機能により、指定のサーバに自動で画像をアップロードできる。「SG-Live」は、デスクトップの状態を画像として保存し、サーバに自動転送するキャプチャソフト。起動するとタスクトレイに常駐。「開始」を実行することで、指定間隔で自動的にデスクトップをキャプチャ・保存する。初期状態はJPEG形式で保存される。さらに「FTP設定」を行うことで、キャプチャと同時に、自動的にファイルをサーバへ転送することも可能。「SG-Live」の起動と同時にキャプチャを開始するようにもできる。
キャプチャ間隔(「SG-Live」では「配信時間」と呼ぶ)は、1/2/3/5/10分からオプションボタンで選択できる。スライドバーを使って15秒〜300秒の間で任意間隔を指定することも可能だ。キャプチャされた画像は、横幅が120/240/320/480ピクセルに縮小されるか、または「縮小なし」で保存される。縦方向のサイズは、画像の縦横比に合わせて自動的に決定される。
キャプチャされた画像は「SG-Live」のインストールされたフォルダの配下にある「image」フォルダに「data(.拡張子)」というファイル名で保存される。ファイル名は固定で、次にキャプチャが実行されると、以前キャプチャされたファイルに上書き保存される。
キャプチャ画像をサーバへ自動転送することも可能だ。FTPアカウントを設定した上で、「画像をアップロードする」を設定しておけばよい。転送先のディレクトリ名を指定できるほか、登録したアカウント設定で実際に転送が可能かどうかを調べることもできる。
さらに、「特殊設定」として「アプリケーションを監視する」などのオプションを利用できる。
- アプリケーションを監視する 特定のアプリケーションが起動しているときのみFTP転送を実行したり、逆に特定のアプリケーションが起動しているときのみ禁止したりできる
- 画像に時間を記入する キャプチャ画像の上部にキャプチャした日付と時刻を入れる
- 画像の上下をぼかす キャプチャ画像の上下をぼかして保存する
- 画像をすべて保存する 通常の保存を行うほかに、連番を付けてすべてのキャプチャ画像を保存する
そのほか拡張設定として、「画像の上下をぼかす」の際のぼかしの強さと範囲、キャプチャ画像の保存形式(JPEGまたはビットマップ/縮小なしのビットマップ)を指定できるようになっている。作者の提供する画像アップロードスペース「PictUp」に画像をアップロードし、限られた人だけに公開することも可能だ。