デスクトップに表示されたウィンドウやアイコン、Webページなどを画像ファイルとして取り込めるキャプチャソフト。キャプチャ画像の管理機能も備えている。「Super Capture」は、きわめて多彩なキャプチャモードを備えたキャプチャソフト。静止画ではアクティブウィンドウ、指定ウィンドウ、任意の指定範囲、デスクトップ全体のキャプチャに対応。指定範囲のキャプチャでは、矩形(四角形)だけでなく、多角形、円形、楕円形の範囲指定が可能だ。新バージョン「6」では、画像エッジの自動ウェーブ処理、範囲指定時の複数エリア選択対応などの機能が追加され、さらに便利になった。
Webページでは、表示されている画像やページ全体をキャプチャできるほか、Flashムービーを動画としてキャプチャすることも可能。ページ全体をスクロールしながらキャプチャすることもできる。
DirectX/Direct3Dに対応し、通常はキャプチャが難しいゲーム画面なども簡単に取り込める。アプリケーションのプルダウンメニューや、アイコンにマウスポインタを合わせた際にに表示されるポップアップメニューもキャプチャできる。
さらに、パソコン内のアイコンデータを自動抽出し、画像ファイルとして保存できる「アイコンキャプチャ」、デスクトップ上で行った操作の模様を動画ファイルとして記録する「ビデオキャプチャ」、指定時間後の画面を自動キャプチャする「タイマーキャプチャ」といった機能もある。
キャプチャの手順は簡単。キャプチャ対象とする画像/ウィンドウなどを画面に表示させ、ショートカットキーの押下やメニューからの選択などで行える。ショートカットキーはもちろん好みのものに変更できる。キャプチャ画像には自動的に通しナンバー入りのファイル名が付けられ、あらかじめ指定されたフォルダに格納される。画像をクリップボードに貼り付けることも可能だ。
キャプチャ画像のファイル管理機能もある。「フォルダツリー」「選択フォルダ内のファイル一覧」「画像のプレビュー」から構成されたエクスプローラ風の画面で、ファイルの閲覧やコピー/複製/リネームなどの操作を行える。キャプチャ画像を「Word/Excel/PowerPointに送る」「壁紙に設定する」「指定のグラフィックソフトで編集する」といったことも可能だ。
オプションでは、キャプチャ画像の解像度(dpi)、マウスポインタを含む/含めない、ファイルの保存形式などを設定できる。保存形式はBMP/TIFF/PNG/GIF/JPEG/WMF/ICO/CURから選択できる。そのほか、キャプチャ画像のエッジに、ウェーブ(波型)処理を施す機能などがある。