ソフトを開発しようと思った動機、背景
ご利用のみなさまからいただいたご意見、ご要望をもとにバージョンアップの計画を立てました。また、今後のバージョンアップの土台作りのため、データベースエンジンをアップグレードし、内部設計を大幅に見直しました。開発中に苦労した点
Ver.3.0 からはMacintosh版のほかにWindows版を加えたので、その両方で同じような見た目と操作感にする作業に多くの時間を割きました。そのほか、画面サイズやデザインの変更に伴うレイアウトの作り直しです。特にレイアウト数は前バージョンの約5倍と大幅に増えたため、全体を通したデザインや部品配置の微妙なバランスをとるのに苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
お勧めするのは、
- 年末から年始にかけての年賀状用の住所管理や宛名書きに
- 日米混在の住所管理や国際郵便(エアメール)用の宛名書きに
- 入学、卒業、入社、転勤など、環境が変わった際の住所整理に
- ビジネス向けの顧客管理や名簿印刷、個人情報の管理に
- MacintoshとWindowsをご利用の方に
といったことです。今後のバージョンアップ予定
今後も積極的に機能の追加や性能改善に務めさせていただきます。ご意見、ご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
謝辞
ご利用のみなさまに感謝いたします。これからもみなさまのご要望に応え、「使ってよかった」と感じていただけるようなモノ作りを目指します。今後ともよろしくお願いします。
主な機能、特徴
「PowerAddress」は、個人や法人の連絡先をはじめ、顔写真、誕生日、趣味、嗜好、家族情報など、日々蓄積される情報を一括して管理することができる住所録データベースです。年賀状向けの住所管理や宛名書き、ビジネス向けの顧客管理や名簿印刷など、ホームからビジネスまで幅広くご利用いただけます。Ver.3.0 からは、データベースエンジンをより強力なものへアップグレードしたほか、印刷機能の強化、ファイル構成やレイアウトの一新など、多くの新機能と改善点が含まれています。
■住所欄は英語表記に対応
住所欄の英語表記チェックボックスをONにするだけで、当該レコードのリスト表示、カード表示、印刷結果が自動的に英語表記順に切り替わります。日英混在の住所管理や国際郵便(エアメール)用の宛名書きも可能です。
■住所録データはMacintosh/Windowsコンパチブル
Macintosh版とWindows版の住所録データ(dataファイル)は互換性があります。ファイルを入れ替えるだけで、Macintosh/Windowsでの相互利用が可能です。プラットフォームが変わっても、それまでの住所録データをほぼ同じ操作感でご利用いただけます。住所録データはパスワードによる保護も可能です。
■豊富なレイアウト
登録したデータを一望できる9種類のリストレイアウト、データの作成及び編集に適した3種類のカードレイアウト、目的にあった検索方法が選べる4種類の検索レイアウト、リスト/カード印刷、はがき/封筒/ラベルなどの印刷用の一覧レイアウトを3に画面、印刷結果を確認しながらデータの編集ができるレイアウトを106画面備えています。
■最新の郵便番号データベースが付属
日本郵政公社編の全国約12万件の郵便番号データと約2万件の大口事業所データを「PowerAddress」用に最適化。郵便番号の検索、住所の一部からの検索、ひらがなでの検索のほか、「が、ガ、ヵ、ケ、ヶ」や「北20条、北二十条、北二〇条」など表記が異なっていても検索可能。住所の転載時には、日本郵政公社編のデータに正規化することができます。また、町域内の一部の地域や番地を除く場合の例外対策や、丁目や番地を考慮した処理も施しています。最新データは「PowerAddress」ホームページからダウンロードすることができます。
■多くのファイル形式をサポート、Mac版はボタン一つでアドレスブックを更新
タブ区切りやコンマ区切りテキスト、Excel(エクセル)※、vCard、FileMaker Pro、XMLなど、さまざまなファイル形式をサポート。vCardを利用すれば、iPodとのデータ交換も可能です。Macintosh版は、ボタン一つでアドレスブックを更新することもできます。
※Microsoft Excel(エクセル)形式はインポートのみ対応。「PowerAddress」の住所録データをExcelで使う場合は、カンマ区切りテキストなどをご利用ください(2005年11月3日現在)。
(パワーシフト)