XMLの知識がなくても、簡単な手順でRSSフィードを作成できるソフト。「UpyoRSSMaker」は、ダイアログによるウィザード形式でRSSフィードを作成できるソフト。ダイアログでは、サイト情報、記事の見出しや内容、URLといった項目の入力だけでなく、更新時刻の設定やURLのリンクの確認を行うことが可能。RSSフィードを簡単に作成・編集できる。
エディタなどでRSSフィードを作成する場合、XMLタグや日時・時刻の関数(RFC822形式)などのXMLの基本知識が必要だが、「UpyoRSSMaker」を使えばこれらは不要。ダイアログの空欄を埋めてゆくだけで、RSSフィードを作成できる。作成したRSSフィードは、任意の名前でファイルに保存することが可能。既存のRSSフィードを読み込んで、ダイアログ上で内容を編集することもできる。
編集を行うメイン画面は「RSS(サイト)全体の設定」「記事の設定」に大きく分かれる。タブで切り替えながら、項目の入力や設定を行ってゆくのが基本的な操作の流れだ。「RSS全体の設定」では、作成するRSSのタイトル/説明、リンク先URL、著作権情報(Copyright)や管理者名(Webmaster)など、サイト全般に関わる項目を入力する。「記事の設定」では、各記事ごとのタイトルと内容に加え、作者/リンク先URL/配信時刻を入力する。記事の配信時刻は、現在時刻を挿入することが可能。リンク先URLは、その場で実際にアクセスして、接続を確認できる。
作成したRSSフィードは画面上部のリストに登録される。あとから画面に呼び出し、編集・削除することが可能。記事の追加や削除、変更をリストから行えることで、RSSフィードの更新作業を効率よく進められるようになっている。
そのほか、Podcastingの設定を行うことも可能。ダイアログから直接URLにアクセスし、配信するMP3ファイルをダウンロードして、実際にiTunesに取り込めるかをテストできる。