エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューから簡単に実行できるバックアップソフト。バックアップ先に指定したフォルダの下にサブフォルダが作成され、そこにファイルがコピーされる。「Quickバックアップ」は、日常的なファイル管理作業中に手早く利用できるバックアップソフト。エクスプローラでファイル/フォルダを選択した状態から、右クリックでコンテキストメニューを開き、すばやくバックアップを行える。使い方は簡単だ。
- エクスプローラのコンテキストメニューから「Quickバックアップ...」を選択
- 表示されたダイアログボックスで、選択しているファイル/フォルダのサイズや総数、バックアップ先フォルダなどを確認・選択
- 「バックアップを開始」を実行
実行すると、バックアップ先フォルダ(バックアップフォルダ)の下にサブフォルダが作成され、そこに対象ファイル/フォルダがコピーされる。サブフォルダの名前には、バックアップを実行した日付と時間が入る。バックアップ実行時に表示されるダイアログボックスでは、ファイルサイズの確認やバックアップフォルダの選択を行えるほか、バックアップフォルダを開いたり、バックアップフォルダを追加・変更・削除したりといったことが可能。設定された各バックアップフォルダでは、バックアップ対象となるファイルの種類や対象外とするフォルダ名を指定できるようになっている。
さらに環境設定では、終了時メッセージの表示、バックアップフォルダを切り替える際のパスの表示方法の選択(短縮形/フルパス表示)、「起動時に先頭のバックアップフォルダへ自動切り換え」といった項目を指定することが可能だ。
「起動時に先頭のバックアップフォルダへ自動切り換え」は、バックアップフォルダのリストのうち、最初のものを常にデフォルトのバックアップフォルダとしたい場合に使用する。この設定がOFFの場合は、前回使用したバックアップフォルダがそのまま利用される。