「Yahoo!ツールバー」は、Internet Explorerに組み込んで利用するツールバー。キーワードを直接入力してページ検索や辞書検索などを行えるほか、クリックひとつでYahoo! JAPANのホームページや各種コンテンツに直接アクセスできる。さらに、Yahoo! JAPANのIDでログインすることで、オークションその他のサービスをより効率的に利用できるようになる。

ツールバーには「標準バー」「ファイナンスバー」「検索バー」「マイ・オークションバー」があり、ボタンクリックで簡単に切り替えられる。

「標準バー」では、ツールバーからキーワード検索を行えるほか、Yahoo! JAPANのログイン画面やMy Yahoo!、ファイナンス、Yahoo!メール、ニュースなどのコンテンツにアクセスするためのボタンが並ぶ。ボタンの並び順や表示するボタンは、ユーザがカスタマイズできる。

「ファイナンスバー」では、証券コードを入力して指定銘柄の最新株価情報を表示させられる。マーケット速報、（株価）チャート、（経済関連）ニュースにアクセスするボタンなどが用意されている。

「検索バー」では、「標準バー」同様のキーワード検索を行えるほか、表示中のサイトに絞り込んで検索を行える「サイト検索」、検索結果でヒットした文字列をわかりやすくマーキングする「ハイライト」、翻訳や辞書検索サービスにアクセスするボタンなどが配置される。

「マイ・オークションバー」からは、マイ・オークションのウォッチリスト、入札中、落札分などのページにすばやくアクセスできるほか、オークションの各カテゴリーページにも直接アクセスできる。「検索バー」同様、キーワード検索機能やサイト検索/ハイライトボタンがある。

「ファイナンスバー」以外は、すべてキーワード検索機能用のテキストボックスと検索ボタンを備えており、ページ検索だけでなく、辞書や地図、電話帳、写真、株価など、計32種類の検索機能を使い分けられる。さらに、各ツールバーにはポップアップ広告の表示を禁止する「ボップアップブロッカー」ボタンが用意されている。ブロックしたポップアップの数を表示する機能、ブロックしたサイトやポップアップを許可するサイトの一覧を表示する機能がある。

オークションで入札中の商品や出品中の商品の最新状況を、いちいちページにアクセスしなくてもポップアップメニューから確認できる「マイ・オークション」ボタン、銘柄名を入力してボタンをクリックするだけで株価チャートや最新のマーケット速報を表示してくれる「ファイナンスバー」などはその代表的な例といえる。ほかにもYahoo!ブックマークをブラウザの「お気に入り」と同じ感覚で使えるブックマークや、Yahoo!メールへの新着をアイコンで教えてくれるなど、コンテンツサービスと密接に連携した機能が魅力だ。

「コンテンツはあまり利用しない」という人にも注目してほしいのが「サイト検索」と「ハイライト」機能だ。「ハイライト」は、検索でヒットしたページの中でキーワードに一致するものをマーキングしてくれる機能。他の検索ツールバーにも同様の機能を持つものがあるが、ページの中から目指すキーワードをすばやく見つけるにはやはり便利だ。一方、「サイト検索」はブラウザで表示しているサイトの中だけに限って検索を実行するという、一種の絞り込み検索機能。特定のサイトの中だけに絞って効率よく検索できる。

「検索オンリー」という人、「コンテンツサービスをフルに活用している人」、どちらにとってもかなり魅力的なツールバーだ。

企画・開発を進める中では、お客さま一人ひとりのニーズに合わせてさまざまな使い方をしていただくということを念頭に置き、ボタンのカスタマイズ機能のほか、ファイナンスや検索、オークションといった、目的を特化したツールバーもご用意いたしました。また、Yahoo!メールの新着確認やYahoo!オークションの入札・出品がツールバー上からダイレクトに行えるといった便利な機能も備えています。さらには、「ポップアップブロッカー」機能も搭載しており、ポップアップ型広告に阻害されることなく快適なWeb閲覧をお楽しみいただけるよう配慮いたしました。

今後もYahoo! JAPANで提供している各サービスとYahoo!ツールバーをより密接に結びつけるとともに、お客さまにとって、より身近で便利なツールになれるよう、さまざまな機能を追加・改良していく予定です。また、随時新ボタンもリリースしていますので、現在Yahoo!ツールバーをご利用いただいているお客さまも、一度カスタマイズメニューの中の「ボタンを追加/削除」をのぞいてみられてはいかがでしょうか？

「Yahoo!ツールバー」の便利な機能をぜひご利用いただくとともに、今後のさらなる進化にもどうぞご期待ください！