ニュースサイトやblogの更新状況をチェックし、最新記事を自動収集するRSSリーダ。ポータルサイト「goo」の提供するさまざまなサービスとの連携が図られている。「goo RSSリーダー」は、ブラウザ部をタブで切り替えて利用するメーラ型のRSSリーダ。「goo」が提供するサービスと連携し、「最新gooニュース」「gooブログ」「goo天気」「goo検索」などの最新情報を収集する。メインとなるメーラ型表示のほか、ティッカー型表示にすることも可能。コンパクトなティッカーで最新情報を確認できる。
メイン画面は、メーラ型RSSリーダとしてはオーソドックスな3ペインの構成。標準状態では、左にRSSサイト一覧、右上に記事一覧、右下にサイトを表示するブラウザエリアが配置される。レイアウトを変更することも可能で、三つのペインを横に並べたり、サイト一覧とブラウザだけの2ペインにしたりなど、ユーザの好みに合わせて使える。
RSSサイト一覧ビューには、あらかじめ「最新gooニュース」「gooブログ」など、「goo」サービス関連のサイトが登録されている。もちろん、登録済み以外のサイトをユーザが追加することも可能。各サイトに置かれた「RSS」アイコンのドラッグ&ドロップなどで簡単に登録できる。また、RSSサイトのURLが記述されたOPMLを読み込ませ、複数サイトをまとめて登録することもできる。さらに、Internet ExplorerやFirefox、Sleipnirの「お気に入り」をそのままインポートすることも可能だ。自動アクセスする更新間隔は、登録サイトごとに設定できる。
特徴のひとつが「キーワード」を設定することで、キーワードに関連したニュース記事やblogを自動収集できること。キーワードは、ニュースサイトやblogサイトなどと同様にRSSサイト一覧ビューで管理される。ユーザがキーワードを選択するだけで、収集した記事の一覧や内容を参照できるようになっている。
ブラウザ部は、複数ページをタブで切り替えて使う方式。タブを固定し、表示されたページからのリンクをすべて新規タブで開くことが可能で、あちこちのページに飛んでも、元のページを見失うことがない。画像や音声表示の有無、Java/JavaScript/ActiveXの有効・無効を指定するセキュリティ設定項目もある。
ブラウザにはgooの検索バーが用意され、gooのウェブ検索や英和/和英/国語辞典、地図、郵便番号検索といった機能を呼び出せる。さらに、記事一覧ビューに表示される記事タイトルだけでなく、「記事の内容をまとめて読みたい」といったときのために、記事概要をブラウザに一覧表示する機能も備えている。
そのほか、ティッカー表示機能が搭載され、ほかのウィンドウを開いての作業中でも最新のニュースをチェックできる。