デスクトップ全体やアクティブウィンドウはもちろん、アイコン、Webページなども取り込めるキャプチャソフト。画面上の操作を動画としてキャプチャすることも可能。「Super Capture」は、多彩なキャプチャモードを備えた高機能“マルチキャプチャリング”ソフト。エクスプローラ風のファイル管理画面を持ち、キャプチャ画像のコピーや複製、削除などのファイル操作を行えるほか、画像編集アプリケーションの起動、印刷なども行える。
大きな特徴は、キャプチャモードが豊富なこと。「デスクトップ全体」「アクティブウィンドウ」「ウィンドウ」「オブジェクト」のキャプチャのほか、指定範囲のキャプチャでは一般的な「矩形」だけでなく、「多角形」「円」「楕円」で範囲選択を行うことが可能。「アプリケーションのプルダウンメニューだけをキャプチャする」といったこともできる。
Webブラウザで開いているページの、表示されている部分だけでなく、スクロールしながらページ全体をキャプチャする機能もある。この際、「Internet Explorerのウィンドウをキャプチャ画像に含めるかどうか」を選択することもできる。Webページ内の画像やFlashムービーもキャプチャ対象にすることが可能だ。
さらに、
- デスクトップ全体または特定範囲を動画としてキャプチャする「ビデオキャプチャ」
- パソコン内のアイコンを抽出してキャプチャする「アイコンキャプチャ」
- 一定間隔で連続してキャプチャする「タイマーキャプチャ」
- あらかじめ指定した範囲をワンタッチでキャプチャする「クイックキャプチャ」
などの機能を備える。DirectX/Direct3Dのキャプチャにも対応する。一般的なキャプチャソフトでは難しいDirectX/Direct3Dを用いたゲーム画面などもキャプチャできる。キャプチャ画像の管理は、エクスプローラ風のメイン画面で行う。キャプチャ画像は「画像」「アイコン」など、種類ごとにフォルダ分けされ、自動保存されるようになっている。メイン画面から各種キャプチャを実行できるほか、ファイルのコピー/複製/リネームといったファイル操作も行える。ファイルを編集用のグラフィックソフトに渡して、画像の編集を行うことも可能だ。
メイン画面を最小化したときには、コンパクトな操作バーが表示され、バーからキャプチャを実行できるようになっている。操作バーは画面の端に置くと、さらに小さく格納され、他の作業の邪魔になることがない。キャプチャの実行は、タスクトレイメニューからも行える。
そのほか、マウスポインタのキャプチャやルーペでの拡大表示、キャプチャ時の効果音の有無などのオプションが用意されている。キャプチャ画像をMicrosft Officeアプリケーション(Word/Excel/PowerPoint)に送る機能なども備えている。