パスワード付きのCD/DVDを作成できるソフト。CD/DVDのほか、パスワード付きの仮想ディスクイメージを作成することも可能。「パスワードCD/DVD」は、内容を見られたくないデータにパスワードを設定し、限られた人以外は閲覧できないようにするソフト。ソフト名が示す通り、CD/DVDにパスワードを付けて保存できる。既存のCD/DVDをパスワード付きCD/DVDに変換する機能もある。
「パスワードCD/DVD」では、データはパスワード設定が可能な「vMedia」という独自形式で保存される。vMedia形式ファイルをCD/DVDに保存すればパスワード付きCD/DVDに、またハードディスクに保存すればパスワード付き仮想ディスクイメージになる。
作成できるのは、データCD/DVDと音楽CDの2種類。操作は非常に簡単だ。
- 保存したいファイルをエクスプローラなどから「パスワードCD/DVD」画面上にドラッグ&ドロップで登録
- 「次の処理」で表示されるダイアログから、目的の処理を選択
するだけでよい。パスワードを設定する場合は「vMedia形式でHDに保存」か「vMedia形式でCD-R/DVD-Rへ書き込む」のいずれかを選択すればよい。パスワードを設定しない、通常のCD/DVDを作成することももちろん可能。一度行ったファイル登録の内容を「プロジェクトファイル」として保存し、再利用することもできるようになっている。すでに作成済みのCD/DVDをパスワード付きCD/DVDに変換できるほか、バックアップをとることも可能。また、仮想ディスクイメージは、最大23の仮想ドライブとしてマウントできる。仮想ディスクイメージを、ネットワーク上の共有ディスクスペースやMO/USBメモリなどのメディアにエクスポートすることも可能だ。
パスワード付きCD/DVDには、作成時に専用ビューアがコピーされる。「パスワードCD/DVD」がインストールされていない環境でも、CD/DVDにあるデータを閲覧・利用することが可能だ。