「SuperGetter」は、簡単な操作で使える画像ファイル一括ダウンロードソフト。複数のWebサイトから、ページ内の画像ファイルを一覧表示し、一括ダウンロードを行える。JPEG/GIF/PNGの各画像形式に対応する。

操作は非常に簡単。

1. 対象Webサイトをメイン画面のURLリストに登録し、
2. ダウンロード開始を実行する

ダウンロードしたファイルは、一覧リストで表示される。リストには、ファイル名/パス/サイズのほか、ダウンロードの実行状態（ダウンロード成功/すでにダウンロード済み/同名のファイルを上書き/エラーによる不成功など）が表示され、さらにプレビュー画像も表示される。大きなビュー画面で、画像を確認できる「ファイル一覧」ウィンドウも用意されている。

実際にダウンロードを実行する前に、サイト内の画像を抽出する「解析」機能も備えている。「ファイルの一覧リストで不要なファイルを削除し、必要な画像データだけをダウンロードする」といった使い方ができる。

ファイルは、ダウンロード元サイトの名前が付けられたフォルダに保存される。フォルダ構成は「HTMLごとに1フォルダ」「サイト階層ごとに（同一階層にあるHTMLをまとめて）1フォルダ」のいずれかを指定できる。

「ダウンローダ」というソフトに、あまりなじみのない人もいるかもしれないが、インターネット上のファイルに、Webブラウザで開くよりもはるかに速くアクセスできることができる。例えば、画像ダウンローダは、写真やイラストなどを公開しているサイトなどから、たくさんの画像データを入手するときに重宝する。

バナー広告などを自動的に排除するフィルタ機能は備えていないが、「解析」機能があるので、余計なものを省いてダウンロードすることは可能だ。リンク抽出機能も便利。抽出を実行すると、専用のウィンドウでリンクのURLが内部/外部別に一覧表示され、ここからメイン画面のURLリストに追加できる。リンクで関連付けられたWebサイトも含めて、一度に画像を集めることができるのはうれしい。

ダウンロード速度も満足できるレベル。インタフェースもわかりやすく、はじめてでも直感的に使える。これから画像ダウンローダを使ってみたいという人にお勧めできるソフトだ。

開発中に苦労した点
ユーザがいかに迷わず簡単に使用できるかという、使い勝手の部分を考えるのに時間がかかりました。

ユーザにお勧めする使い方
このソフトは「HTML内の画像ファイルを自動抽出し、一括ダウンロード」するソフトです。URLには、画像ファイルを直接指定しないで、HTMLファイルを指定してください。

今後のバージョンアップ予定
今後は、

• 画像ファイルを直接指定できるようにする
• リンク抽出を自動化する
• 画像以外のファイルをダウンロード可能にする