デジカメ写真ファイルを指定フォルダに一括コピーできるユーティリティ。Exif情報を読み込み、撮影日時でリネームすることも可能。「Picmv」は、デジカメやカードリーダからデジカメ写真を読み込み、指定フォルダに一括リネームしてコピーできるソフト。コピー元のドライブ/フォルダを複数指定することが可能で、「複数台のデジタルカメラからのコピー」「あちこちのフォルダに散らばったファイルをひとつのフォルダにまとめる」といった用途に便利だ。
操作は、メイン画面から「ファイル入力元(コピー元)」「出力先(コピー先)」と、リネーム時の「命名規則」を指定して実行するだけでよい。コピー元は、デジカメなどのリムーバブルメディアを自動認識させることも、ユーザが任意のフォルダを指定することもできる。
命名規則には任意の文字列のほか、Exif情報の撮影日時も利用できる。年(4桁/2桁)/月/日/時/分/秒の各パラメータで指定することが可能で、これらを組み合わせて命名規則とすることができる。命名規則はディレクトリの命名にも適用することが可能。Exifヘッダのないファイルの場合は、タイムスタンプが使われる。
コピー先フォルダに同名ファイルがある場合の処理は、「上書き」「コピーしない」「シリアルナンバを付加」から選択できる。シリアルナンバの書式(区切り文字と付加する数字の桁数)を設定することも可能だ。
そのほか、写真ファイルのコピーと同時にサムネイルを生成したり、自動コントラスト調整を行ったりすることも可能。さらに、コピー後に「コピー元のファイルを削除する」「メモリカードをイジェクトする」「『Picmv』を終了させる」といった機能もある。