プログラムや実行中のタスクを格納し、デスクトップをすっきりと、おしゃれに整理できるアクセサリソフト。デザインを自由に変更することが可能で、自分だけのデスクトップを作れる。「ObjectDockPlus」は、デスクトップに散らばったショートカットをまとめることでデスクトップを整理し、プログラムを簡単に起動できるようにしてくれるデスクトップアクセサリ。実行中のタスクやスタートメニュー、さらに日付・時刻といったタスクバー上の情報を表示させることも可能。タスクバーを非表示にして、デスクトップのデザインを一変させることができる。
「ObjectDockPlus」では、プログラムなどのアイテムを格納する“箱”として、基本となる「ドック」と、タブ切り替え型ランチャの「タブドック」の2種類が用意されている。どちらにどのようなアイテムを登録するかはユーザの自由。同じアイテムを両方に登録しても、もちろんかまわない。複数の「ドック」「タブドック」を作成して、使い分けることも可能だ。
「ドック」は、上下左右のデスクトップ端に配置できるバー状のもの。登録アイテムと実行中のタスクをアイコン表示する(実行中のタスクをシステムトレイアイコンに変えることも可能)。常に最前面に表示させておくことも、また普段は自動的に隠れるようにしておき、必要なときにマウスポインタをデスクトップ端に移動して、「ドック」を呼び出すことも可能。使用時以外は隠れるため、他の作業の邪魔をしない。
「タブドック」は、一般的なタブ切り替え型ランチャといえるもの。アイテムをグループ分けして登録することが可能で、グループをタブで切り替えて、アイテムを開く。「タブドック」は、デスクトップ上の任意の場所に配置できる。画面端に付けたり、通常時はタブ部分だけを画面に表示しておき、必要なときに全体を表示させたりといったことも可能だ。
アイテムの登録は「ドック」「タブドック」とも、ドラッグ&ドロップで行える。登録アイテムを削除する場合も、削除したいアイコンをドラッグ&ドロップで「ドック」の外に出すだけでよく、操作は非常に簡単だ。
「ドック」には、通常のアイテム以外に「ドックレット」と呼ばれる“ちょっと便利な情報”を置くことも可能。「ドックレット」には、タスクやシステムトレイアイコン、カレンダーのほか、天気の表示、メールの状態(Windows Messenger)、ネットワークトラフィックなどがある。スタートメニューや「ドックレット」を表示させておくことで、「ドック」をタスクバー代わりに使うことも可能。このため「ObjectDockPlus」には、タスクバーを非表示にする機能が搭載されている。
デザインやカスタマイズ自由度の高さも大きな特徴。「ドック」の外観やサイズ、マウスポインタが通過したときの拡大表示、タブのスタイルやカラーなどを自由にカスタマイズできる。ユーザが設定したデザインは「テーマ」として保存し、いつでも呼び出して適用できる。