一覧表に直接、記帳する感覚で使える、わかりやすい家計簿ソフト。グラフ表示など、豊富な機能を備える。「ぽた家計簿」は、銀行の通帳を摸した一覧表示が印象的な家計簿ソフト。画面を切り替えることなく、一覧表からデータ入力を行える。タイトルから口座などを自動入力してくれる「自動分類」機能や、ワンクリックでのグラフ表示機能、特定キーワードを含むデータを一覧表示する機能などを備える。
画面は、日付/タイトル(項目)のほか、出金口座/額、入金口座/額、分類(費目)、メモなどを一覧表示する形式。データ入力は、一覧表に対して直接行う。(1)追加、(2)入力、(3)確定の3ステップで簡単に行える。銀行口座からの預金引き出し+手数料など、1タイトルに対して複数の入出金がある場合も、まとめて入力・管理できる。
一覧表示画面は「口座別一覧」「分野別一覧」「検索一覧」の3種類。いずれの画面からも入力を行える。口座別/分野別ではエクスプローラ風のフォルダツリーが表示される。口座別では一般口座/借入口座が、また分野別では収入用/支出用でフォルダが色分け表示され、わかりやすい。ユーザが口座や分類の名前を変更したり、追加・削除したりといったことももちろん可能。口座/分類を他の口座/分類へ統合することもできる。口座別一覧/分類別一覧などでは、1ヵ月/3ヵ月/6ヵ月/1年/すべてから期間を選択して表示させられる。
特徴のひとつが「自動分類」機能。データ入力を行う際、あらかじめ設定されたタイトルが入力されると、口座や分類が自動的に入力されるというもの。頻繁に使うタイトルを設定しておけば、入力が楽に行えるようになる。
「検索一覧」も特徴的な機能のひとつ。タイトルおよびメモに入力されたデータに対して検索を行い、結果を一覧表示するもので、分類別一覧だけでは捕捉しきれない同じ内容のデータを一覧することができる。
家計簿データは、「内訳表示」「残高推移」「月別比較」の各グラフで参照することが可能。グラフ表示させるには、それぞれのボタンをワンクリックするだけでよい。内訳表示は、収入/支出別に内訳の明細を円グラフで表示するもの。残高推移では、1年分の口座データの残高推移を棒グラフで参照できる。月別比較は、1年間の月ごとの入出金を棒グラフで表示する。内訳表示/月別比較では、全分類総計のほか分類ごとの、また残高推移では口座ごとのグラフを表示させることも可能だ。
家計簿は複数を作成し、切り替えて利用できる。