“パソコンならでは”の特徴が活かされたスケジュール管理ソフト。イベント(予定)とタスク(ToDo)の同時表示で、実際の作業量などを踏まえた現実的なスケジュール管理を行える。「Mameo」は、“パソコンソフトであることのメリットを最大限に活かせるよう”工夫されたスケジュール管理ソフト。
- イベントとタスクの同時表示
- イベントとタスクの連携
- 表形式と一覧形式、2種類の管理画面
など、紙の手帳などでは実現できない方法で、効率的にスケジュール管理を行えるのが大きな特徴。そのほかにも強力なデータ抽出、自動バックアップなど、さまざまな機能を備えている。「Mameo」では、通常の予定を「イベント」、期間の定められたToDoを「タスク」と呼ぶ。発生したイベント/タスクを個別に登録する必要がある点は一般的なスケジューラと同様だが、「Mameo」ではこの二つを一つの画面に表示して管理できるのが特徴。イベントとタスクを同時に参照しながらスケジュール管理を行えるため、画面を参照するだけで、当日やらなければならないことや必要な時間をひと目で把握できる。
イベント/タスクの追加・編集などは、メインであるスケジュール管理画面上のコンテキスト(右クリック)メニューから簡単に行うことが可能。タスクは、期間や時間帯を指定することで自動的にマッピングされる。進捗状況なども設定できる。
外出や出張など、タスクとはリンクしない予定はイベントとして登録するが、ユニークなのが、タスクをイベントに連携させることもできる点。「イベント関連タスク」という機能があり、イベントを親にし、そのイベントに関連付けてタスクを定義できる。例えば、「イベント発生の×日前(あるいは×日後)にタスクを実行する」といった指定が可能。イベント関連タスクで定義されたタスクは、親からの相対オフセット値(日/週/月)を設定できるため、親のイベントがズレた場合は、それにともなって自動的にシフトするようになっている。
スケジュール管理画面は、表形式/一覧形式の2種類のビューが用意されている。表形式は、日付ごとにイベント/タスクを並べたもので、時系列でのスケジュール管理に適している。表示日数は2日から2週までの4パターンから選択できる。一覧形式は、イベント/タスクを一覧形式で表示するもの。関連タスクだけを抽出したり、並べ替えたりして、全体の進捗状況を把握するのに向く。
イベント/タスクには、より上位の概念として「プロジェクト」があり、プロジェクト単位で予定を管理することも可能だ。
そのほかにも「Mameo」起動時に自動的に実行されるバックアップ機能、ユーザ本人以外の利用を禁止するパスワードロック機能と、パスワードを忘れた際のヒント機能、強力な印刷機能、外部ファイルやURLをすばやく呼び出せる連携機能など、多彩な機能を搭載する。