「Hot Layer」は、画面を埋め尽くす敵弾を避けながら敵キャラと戦う、弾避けをメインにしたシビアなシューティングゲーム。「1stLap」「2ndLap」の2部構成で、ステージは全5面。「2ndLap」は、「1stLap」クリア後にプレイできるようになっている。「1stLap」の最終ステージは4面で、5面が登場するのは「2ndLap」のみ。「2ndLap」では、「1stLap」と同じステージであっても敵の攻撃が激化し、攻略がより難しくなる。

ゲームの大きな特徴が「敵弾拡縮システム」。「敵の弾が一時的に大きくなるという逆境に耐えることで、その後の一定時間、敵弾を小さくできる」システムで、通常では絶対に避けられないほど敵弾が密集した状態からも、逃れることができるようになる。「ストック」をためて敵弾を大きくし、あとは好きなときにストックを使用して敵弾を小さくできるという仕組み。効果の持続時間は5秒間で、ストックが0になると同時に敵弾のサイズも通常に戻る。

もうひとつの特徴が、独自のオンラインランキングシステム。面倒な操作は不要で、簡単にインターネットに接続し、最新のオンラインランキングを参照できる。操作はすべて「Hot Layer」のウィンドウ上から行える。オンラインランキングはリプレイデータとセットになっており、リプレイをその場で再生することも可能だ。オンラインランキングへのエントリーも簡単で、これまでの最高得点とリプレイデータをマウス操作だけで送信できる。

使用できる自機は3機。敵を倒したときに出現する緑色のルピーを集めて得点を稼ぎ、得点が500点に達すると1機が追加される。ただし、自機追加のチャンスはその1回のみ。自機をすべて失うとゲームオーバーとなる。自機には、位置固定/自機追従を選択できる子機も装備される。位置固定/自機追従のモードは、ショットを打ちはじめる際に変更できる。

開発中に苦労した点
オンラインランキングのリプレイの送受信です。それ以外にも全般的に苦労だらけです。意外とゲームの基本システムをプログラムすることより、ゲーム内容を充実させたり、バランスを取ることに時間がかかることを実感しました。

今後のバージョンアップ予定
バージョンが1.0に満たないことが示すように、バージョンアップの意思はあります。しかしリプレイつきのランキングを持っているということは、お手軽に他の人のプレイを見られるというメリットの半面、ゲーム内容を修正しにくいというデメリットをともなっていることに、あとで気づきました。