ニュースサイトの新着記事やblogの更新日記を自動で取得・閲覧できるRSSリーダ。取得日時やキーワードでのフィルタ機能を備え、目的の記事を簡単に探せる。「NewzCrawler」は、ニュース/blogサイトを巡回して、記事の概要(ヘッドライン)が書かれたRSS(Rich Site Summary/RDF Site Summury)を取得し、見やすく閲覧できるようにしてくれるソフト。ヘッドラインから元のページを表示させることが可能で、「サイトトップから目的のページを探す」といった手間をかけることなく、記事を読める。
メイン画面は、メールソフトによく似た3ペインの構成。ニュース/blogサイトをフォルダツリーで階層管理し、一覧表示する「チャンネルツリー」、記事のヘッドラインを表示する「ニュースリスト」、記事ページを表示する「ブラウザ」からなる。読みたいサイト→ヘッドラインの順に選択していけば、ブラウザに当該ページが表示される。ブラウザではページを印刷できるほか、ページの電子メールでの送信や添付ファイルにしての送信も行える。チャンネルツリーは、階層表示ではない「チャンネルリスト」に切り替えることも可能だ。
サイトの巡回は「NewzCrawler」起動時と、あらかじめ指定した一定時間経過時(初期設定では1時間)に自動で行われる。チャンネルツリーのフォルダごと、またはニュース/blogサイトごとに手動で更新することも可能だ。新着のヘッドラインは別ウィンドウの「ニュースバルーン」に一括表示され、新着記事の見逃しを防止できる。注目したいヘッドラインにフラグを立てることが可能で、フラグの有無、未読/既読、受信日時などでリストをソートできる。未読/既読/フラグあり/フラグなし/今日/2日以内/今週/今月を条件にした抽出表示機能や、キーワードでのフィルタ機能も備えている。
ニュース/blogサイトは、あらかじめ主だったものが登録済み。もちろんユーザが自由に追加することも可能だ。一般的なRSSリーダと同様、RSSのリンクアイコン(Webページ中にある「XML」「RDF」「RSS」のアイコン)をチャンネルツリーにドラッグ&ドロップすることで、登録ダイアログを呼び出せる。
検索機能では、ヒットしたWebページを検索ダイアログの中で閲覧することが可能。未読のヘッドラインを電光掲示板風にティッカーで表示させることも可能で、ほかのアプリケーションの操作中でもヘッドラインを読める。