荷物を押して所定の位置まで運ぶ定番のゲームに、「地下置き場」を追加した手強いパズルゲーム。移動する荷物の数や難易度も大幅にアップ。用意されたステージは全100面。「創庫当番」は、ソフト名からわかる通り、古典的な名作をベースにした、ポピュラーなルールのパズルゲーム。ステージクリアの条件は、倉庫内に散らばっている荷物をすべて定められた場所(荷物置き場)まで運んで片づけること。荷物は一度に1個ずつしか運ぶことができず、また引っ張って戻すことはできない。
「創庫当番」独特のルールとしてはまず、
- 荷物置き場に書かれた数字の数だけ、荷物を置く必要がある
というものがある。荷物置き場には「1」「2」「3」の数字が振られている。数字はその場所に置くべき荷物の残数を示しており、荷物を置くたびに小さくなる。例えば、「2」の場所には最終的に2個の荷物を運ばねばならないが、1個を運んだ時点で「1」になる。また、「地下置き場」にも要注意。数字が「2」「3」の置き場は「地下置き場」になっている。「地下置き場」は大穴が開いており、うっかり通過しようとすると転落してプレイヤーキャラが死んでしまう。まず最初に「地下置き場」に荷物を運び、潰してしまうことが攻略のポイントとなる。「標準のままでは簡単すぎる」という上級のプレイヤーは、「オプション」で設定できる制限機能を使って、パズルの難易度を上げることもできる。用意されているのは「リトライ制限」「時間制限」「歩数制限」「穴落ち回数制限」の4種類。「リトライ制限」「穴落ち回数制限」は、それぞれ最大10回を限度に、制限する回数を指定できる。「時間制限」「歩数制限」では、それぞれ「初級」「中級」「上級」を指定でき、面ごとに制限時間と制限歩数が変化する。「時間制限」では、さらに「カウントダウン」を設定することも可能。30秒前に一度警告音が鳴り、残り10秒からは画面の右側にカウントダウンの数字が表示されるようになる。
「壁」「床」「荷物」「人物」などの表示用画像を、ユーザの好みで変更することも可能。指定サイズのBMP/GIFを用意することで、オリジナルの画像と差し替えられる。また、「創庫当番MapEditor」を利用することで、マップファイルを作成したり、変更したりすることも可能だ。
そのほか、プレイヤーごとに詳細な「成績表」を作成する機能もある。成績表には、各面の「完成回数」「リトライ回数」「最短解答時間」などが記録される。すべての面をクリアしたプレイヤーには「認定証」および「認定番号」が発行される。
ゲーム中の操作はすべてキーボードで行う。プレイヤーキャラの操作に使うのは上下左右のカーソルキーまたは【8】/【2】/【4】/【6】のテンキーのみだ。