入力した文字列をひとかたまりのテキストブロックとして画面上の任意の場所に配置し、図形と組み合わせてビジュアルなドキュメントを作成できるエディタ。「BlkEditor」は、入力した文字を「文字列ブロック」という単位で扱うエディタ。基本的な操作は、
- 「文字列入力ボックス」に文字列を入力して、文字列ブロックを作る
- 文字列ブロックを装飾する
- 画面上の好きな場所に配置する
というもので、この繰り返しでドキュメント(文書)を作成してゆく。文字列ブロックの装飾は、文字の色を変えたり、図形で囲んだりなどで行う。図形は単独で配置することもでき、これらを組み合わせることでビジュアルなページを作成できる。ドキュメントは縦または横のA4/B5用紙1枚で構成され、ドキュメント間での文字列や図形のコピーなどが可能。作成したドキュメントは独自のTLF形式ファイルで保存できるほか、BMP形式の画像ファイルとして書き出すこともできる。文字列に利用できるフォントはMSゴシックとMS明朝の2種類で、太字/斜体/下線の装飾が可能。フォントサイズは、8〜28ポイントの範囲で12種類が用意されている。描画可能な図形は、四角形/角丸四角形/円/楕円/線/通常矢印線/幅広矢印線/両側矢印線/両側幅広矢印線の9種類。線の太さは標準/太線の2種類。矢印線の幅は75〜1,000Twipsの範囲で指定できる。文字列、図形ともに256色で描画でき、線と通常矢印線以外の図形は内部を塗りつぶすことも可能。
画面は実寸で表示される。指定した点を中心に1.5倍/2倍の拡大表示を行うことも可能。グリッドや目盛り、点を表示して作業を行うこともできる。入力した文字列や図形は番号がつけられ、個々に移動できるのはもちろん、グループ化して一括移動を行うこともできる。