デスクトップアイコンの位置を記憶し、配置が崩れても簡単に復元できるユーティリティ。画面解像度変更時や「KH DeskKeeper2001」起動時に、自動的に配置を復元することも可能。「KH DeskKeeper2001」は、デスクトップアイコンの配置や表示色の変更など、デスクトップの整理に便利な機能を提供してくれるユーティリティ。搭載するのは、
- アイコン配置の保存・復元
- アイコンの自動整列
- アイコン表示の修復
- アイコンの文字背景色、文字色の設定
の各機能。起動するとタスクトレイに常駐し、設定内容にしたがって、アイコンの位置などを(自動)変更する。設定の変更画面は、タスクトレイからすばやく呼び出せる。「アイコン配置の保存・復元」は、解像度ごとにアイコン位置を保存し、解像度を変更した際に、最適な位置に復元できる機能。例えば、1280×1024から640×480にし、再び1280×1024に戻すと、アイコンの位置がおかしくなってしまうが、「KH DeskKeeper2001」では簡単に元通りの位置に復元できる。ユーザが任意の時点で位置を変更できるのはもちろん、「解像度変更時、自動で復元する」オプションを選択することも可能。解像度ごとにひとつの配置を保存できるほか、配置に名前を付けて保存することも可能で、同じ解像度で複数の配置を使い分けられる。また、前回保存した配置を「KH DeskKeeper2001」起動時に自動的に復元するオプション設定もある。
「アイコンの自動整列(オートスナップ)」は、等間隔で整列させられる機能(Windows XPの「等間隔に整列」機能と同様)。
「アイコン表示の修復」は、Windows使用中にアイコンが正しく表示されなくなった場合に、表示をリフレッシュし、正常なアイコン表示に戻してくれる機能。修復前に、常にユーザに対して確認を取るというオプションも用意されている。
「アイコンの文字背景色、文字色の設定」は、デスクトップの見た目を細部までこだわりたいユーザに適した機能。それぞれ好みの色に設定できるほか、背景色を透明にすることもできる。
そのほか、引数を指定してコマンドラインから起動することも可能。タスクトレイに常駐することなく、指定の処理内容を実行して終了する。「KH DeskKeeper2001」のショートカットを作成し、プロパティで引数指定を行うなどすればよい。