ハードディスクなどのメディアに、他人には見ることのできない「秘密ドライブ」を作成できるソフト。ログイン時や「秘密ドライブ」有効時にパスワード認証を行い、正しいパスワードが入力された場合に限り、通常のドライブと同様に使えるようになる。「キチッと秘密メディアロック」は、ドライブ全体または空き領域の一部に作成した仮想のドライブ=「秘密ドライブ」で、重要なファイルの隔離などを行えるソフト。「秘密ドライブ」はあらかじめ設定したパスワードで認証された場合のみ、Windowsにドライブとして認識され、通常のドライブとして扱えるようになる。パスワード認証できなかった場合は、ドライブ自体が存在しないものとなる。パスワードを知らない人は、ドライブ自体を見ることができないため、他人に見られたくないデータを安心して保存しておける。「秘密ドライブ」内のデータは暗号化された上、保存される。
「秘密ドライブ」の作成や操作は非常に簡単。メイン画面で、「秘密ドライブ」を作成するドライブを選択し、割り当てる容量と暗号化の方法(「簡単な暗号化」または「強力な暗号化」から選択)、パスワード、ドライブレターなどを指定すればよい。ドライブレターは、自動設定を選択できるほか、ユーザが任意で指定することもできる。
作成済みの「秘密ドライブ」を、ドライブとして認識させるかどうかは、ユーザが自由に切り替えられる。メイン画面から(秘密ウィンドウを)「有効」にすればドライブとして認識される。「停止」させると見えなくなり、ユーザはアクセスできなくなる。「キチッと秘密メディアロック」をインストールすると、Windowsへのログイン時にパスワードの入力を求めるダイアログが表示され、パスワードが一致した場合に秘密ドライブが有効になる。
作成できる「秘密ドライブ」は、同一パーテーション内にひとつ。FAT32でフォーマットされる(「秘密ドライブ」で2GBを超えるファイルを扱う場合は、NTFSでフォーマットし直す必要がある)。