ソフトを開発しようと思った動機、背景
もともと「WWW Saver」という、指定したWebページを巡回表示・スクロールするスクリーンセーバソフトを開発していたのですが、「スクリーンセーバではなく、通常のWebブラウザがほしい」との声を多数いただいたので開発しました。ブロードバンド常時接続時代になり、テレビを「ながら見」したり、新聞を斜め読みしたりするのと同じ感覚で、Webページをぼんやりと眺める機会が増えるのではと考えて開発しました。開発中に苦労した点
Internet Explorerのツールバーは、検索サイトやポータルサイトから有名なものが多数でている割には、私自身は開発方法を知らず、技術情報収集の段階から苦労しました。ツールバー表示に「Tool Bands」、Webページの状態遷移に「Browser Helper Objects」という二つの技術を組み合わせることはわかったものの、Browser Helper Objectに関しては参考となる情報も少なく、トライ&エラーの繰り返しでした。また、Internet Explorerは汎用コンテナでもあるので、HTML文書以外の文書を表示したときに処理異常とならないよう、対策に四苦八苦しました。
ユーザにお勧めする使い方
スクロールモードとクルーズモードの二つのモードがあり、通常のWebブラウズ操作の半自動化からWeb情報表示端末に近い利用形態にまで対応します。具体的には以下のような使い方が適していると考えています。
- 朝食時にパンを食べながら新聞社サイト・掲示板サイトを流し読み
- 休憩時間等にお気に入りのブランドのカタログサイトをチェック
- ショップの店頭で自社サイトを表示して宣伝代わりに
- マウスをクリックするのも面倒なとき。テレビ代わりに
あとはあなたのお好み次第です。今後のバージョンアップ予定
現在は「WWW Saver」の機能をひと通りツールバーとして実装し終えた状態でして、まずは一息ついているところです。今後はスクロールモードを中心に「WWW Cruiser Toolbar」独自の機能を充実させていきたいと考えています。とはいえ、まだまだ具体的レベルまで練り込めてないので、私の方で考えているアイデアだけでなく、みなさまからいただいたご意見を整理して、今後のバージョンアップの参考としていきたいと考えております。
(TonTon)